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ギヤの噛合い圧力角
歯車の噛合い圧力角を小さくした場合の メリット・デメリットを教えて下さい。 また、噛合い損失の面では圧力角が小さい方が少なくなるでしょうが、 極端に小さくするとどういった弊害がおこってくるのでしょうか? 滑り速度やら色々影響すると思いますが、 色々なケースが知りたいです。 宜しくお願いします。
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歯車としての機能は圧力角が小さくても良いですが、製造面で標準歯車のカッターは広く利用されていますが、 圧力角が小さいギヤを作ろうとすると専用カッターまで特注で製作しないければならなくなって、とんでもない高額請求されることになります。 標準歯車は効率面でも損失が充分小さくなるように計算されていますから通常は問題ないはずです。 あまり力がかからない部分で、さらに噛合い損失を小さくしたい場合は、時計等に使われるサイクロイド歯車を使います。
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- tetsumyi
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回答No.1
噛合い損失の面では圧力角が小さい方が少なくなる、のはその通りです。 圧力角が小さいと歯数が少ない時にアンダーカットが大きくなって強度が落ちたりギヤとして使い物にならないこともあります。
質問者
お礼
ありがとうございます。 機能面・回転させる分には、小さくしていっても問題ないのでしょうか。
お礼
ありがとうございます。 確かに標準カッターに無い角度になって、特殊歯具・ホルダー等になりそうですね。 例えば、tetsumyiさんの回答にあるサイクロイド歯形、 仮に10歯程度・削りで無く成形したとして、 噛合い損失抑制を重視して極端に圧力角が小さくなるとどうでしょうか? 机上では、「滑り長さ/公転角」が大きくなって、歯面の滑り速度が上がり、 磨耗に不利ななりそうなイメージですが、他に何か気をつけるべき点がもしあればご教授ください。