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IEFだけで何を主張できるか
分類、系統推定、地理変異記載の分野で 可能な考察を教えてください。 近年はこれらの分野も核酸の配列で言う場合が増えてきたようですが、 現在私には実験室を使える勤務先が無く、 使える既存設備が電気泳動(IEF)装置だけであり、また 配列決定の委託料の問題から、 粗抽出した蛋白含有濾液を普通の試薬と既製ゲルだけでIEF実験し、 方法が古いまたは精度が低いとの理由で国際誌に拒絶されぬ 論文が書けるか、つまり「言えること」、を知りたいのです。 人脈が無くなったのでここで伺います。よろしく。
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私はホタルの発光周期の地理的変異を研究していますが, 以前,海外の雑誌に,その研究を投稿したところ,やはりDNAとの対比を求められました。 http://www.springerlink.com/content/5426518h66681m41/ DNAデータが信仰のようになっている感もありますが,趨勢なんですね。 ただ,逆に言えば,それで矛盾が起きないか,起きるとしたらどのような場合かを示すのは重要だと思います。 だから,もし,後追い的な研究だと思わなければ,DNA研究の対象となった生物を洗い直してほしいと思っています。 ゲンジボタルに関しても,例えば,志賀高原のホタルは,allozymic analysis では西日本型,mtDNAでは東日本型となっています。 後者のほうが,正確だと思われていますが,本当だろうか,さらなるダブルチェックが必要だと思っています。
お礼
経験談に感謝します。 HPも拝見しました。 長文の返事メールを書いており、 少しづつ追加をしております。 ただ言葉問題の載った雑誌を読みに行って 感想を加えてから送信するつもりですが、 ツユ空なのでなかなか所蔵機関へ行く気になりません。 間が開き過ぎると失礼になるので ひとまず御礼をして置きます。