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アミノ酸の問題
http://nyushi.yomiuri.co.jp/11/sokuho/hokkaido/zenki/kagaku/mon3.html この設問IIの方なのですが、解き方を説明していただけるとありがたいです。
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- vteliang
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回答No.1
>極性アミノ酸側鎖の解離状態を利用したタンパク質の分離・精製法 http://sojp.info/list?w=%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%83%8E%E9%85%B8%E3%81%AE%E5%95%8F%E9%A1%8C すぐ思い浮かぶのは、イオン交換ゲルクロマトグラフィー法です。 極端な例として、ポリ-α-グルタミン酸とポリ-α-リジンで考えてみてください。 ポリ-α-グルタミン酸にはγ-カルボキシル基が存在するので、そのタンパクはもちろんpHにも影響されるのですが-のチャージを帯びると考えられます。逆にポリ-α-リジンにはε-アミノ基が存在するので、逆に+のチャージを帯びると考えられます。 もちろん通常のタンパクではグルタミン酸やアスパラギン酸のような酸性アミノ酸も、リジンやアルギニンのような塩基性アミノ酸も存在するので、タンパク質の溶液のpHを変えてやれば、当電点の前後でチャ-ジが+と-入れ替わるのは想像できるかと思います。 つまり、あるpHでは、さまざまなタンパクの混合液で当電点の違いによりさまざまな荷電状態になるので、それぞれのタンパクはイオン交換体との結合力が変わってくることになります。その違いを利用してクロマトグラフィーにて分離する、というのが大雑把な原理です。