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圧平衡の問題?
http://nyushi.yomiuri.co.jp/11/sokuho/hokkaido/zenki/kagaku/mon2.html 設問IIの問4、5について解けませんでした。 説明をしていただけるとありがたいです。
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この反応式は H2 + I2 → 2HI で、モル数に変化のない反応です。圧力が一定で水素およびヨウ素の反応後の分圧がいずれも10kPaなのだから、ヨウ化水素の分圧は100-10*2=80kPa です。 従って、体積1L、温度610K、圧力80kPaで気体の状態方程式を使えばヨウ化水素の物質量が出ます。 この反応の平衡定数はそれぞれの成分の分圧を使って P(HI)^2/(P(H2)*P(I2)) で与えられます。モル数やモル分率を使っても構いませんがこの場合は分圧が判っているので分圧を使うのが簡単です。 平衡に達している系に何か(圧力や温度)の変化を与えた場合、系の平衡はその変化を打ち消す方向に移動します。例えば圧力を上げれば系全体のモル数が減る(つまり圧力が下がる)方向、温度を上げれば吸熱反応が進行する方向に移動します。上で述べたようにこの系は左右のモル数が等しい平衡なので、圧力を変えても(温度が変わらなければ)平衡は移動しません。一方、温度を上げると平衡は左に移動するはずです。多分右向きの反応が発熱反応、左向きが吸熱反応なので(これは確認して下さい)。
お礼
状態方程式を使えばよかったのですね。。。