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数学がわかりません。。。
lim(1+1/n)^n=e n→∞ の計算をしたいのですが、考えてもわかりませんでした。 ∑の形とlimの形で答えを出したいのですが、教えてください。よろしくおねがいします。
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まだ完結していないようなので、 証明も書いてみよう。 A No.3 に倣って、質問を lim[n→∞] (1+1/n)^n = Σ[n=0~∞] 1/n! を証明する問題と解釈し、 A No.2 の方針でやってみる。 まず、級数を使って f(x) = Σ[n=0~∞] (1/n!)x^n ←[*1] という関数を定義する。 ダランベールの収束判定法などによれば、 右辺の冪級数は収束半径 ∞ であり、 任意の x について広義一様に絶対収束する。 ( f が指数関数であることには 敢えて気がつかないフリをしておく。) [*1] により f(x+y) を考えると f(x+y) = Σ[n=0~∞] (1/n!)(x+y)^n であるが、各 (x+y)^n を二項定理で展開すれば f(x+y) = Σ[n=0~∞] (1/n!) Σ[k=0~n] (nCk)(x^k)y^(n-k) = Σ[n=0~∞] Σ[k=0~n] (1/n!)(nCk)(x^k)y^(n-k) = Σ[k=0~n] Σ[k=n~∞] (1/n!)(nCk)(x^k)y^(n-k) ←[*2] = Σ[k=0~n] Σ[k=n~∞] (1/n!){ n!/(k!(n-k)!)}(x^k)y^(n-k) = Σ[k=0~n] (1/k!)(x^k) Σ[k=n~∞] { 1/(n-k)! }y^(n-k) ←[*3] [*2] での Σ の交換は、ΣΣ する範囲の (n,k) を 座標平面に図示してみれば、理解できると思う。 このような部分級数の計算が許されるのは、 もとの Σ が絶対収束しているからである。 [*3] を m = n-k で置換すれば、 f(x+y) = Σ[k=0~n] (1/k!)(x^k) Σ[m=0~∞] (1/m! )y^m = f(x) f(y) ←[*4] となる。 これにより、任意の x について f(x) f(-x) = f(0) = 1 > 0 となる。 x > 0 のときは、[*1] の右辺各項が正であることより f(x) > 0 となるから、 併せると、任意の x について f(x) > 0 と判る。 [*1] は、広義一様収束により項別に微分できて、 (d/dx)f(x) = (d/dx){ 1 + Σ[n=1~∞] (1/n!)x^n } = Σ[n=1~∞] (1/n!) (d/dx)x^n = Σ[n=1~∞] { 1/(n-1)!)x^(n-1) = Σ[m=0~∞] (1/m!)x^m = f(x) > 0 f(x) は単調増加関数であるから、値域全域で逆関数が定義できる。 y = f(x) ⇔ x = g(y) と置く。 特に、f(0) = 1 より g(1) = 0 である。 f が微分可能で df/dx ≠ 0 であることにより、g も微分可能である。 言うまでもなく、f, g は連続である。 [*4] を g で表すと、g(x) + g(y) = g(xy) と書ける。 y = x^(m-1) の場合を考えてみれば、g(x^m) = m g(x) であることが解る。 以上を総合すると… lim[n→∞] (1+1/n)^n = f( g( lim[n→∞] (1+1/n)^n ) ) = f( lim[n→∞] g( (1+1/n)^n ) ) = f( lim[n→∞] { g(1+1/n) - 0 }/(1/n) ) = f( g'(1) ) = f( 1/f'(0) ) ←[*5] = f( 1/f(0) ) = f( 1/1 ) = Σ[n=0~∞] 1/n! ←[*6] [*5] では、逆関数の微分法を使った。 [*6] は、[*1] に x = 1 を代入したものである。 これが目的の式であった。 e^x を使わず、わざとらしく f(x) を導入したのは、 e の定義にまつわる循環論法を避けるためである。
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- alice_44
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その Σ がどんな級数なのか書かないと、 質問にならないように思うのだけれど。 まさか、Σ[n=1→∞]e/(2のn乗) ではなかろうが… ありがちなのは、A No.2 かな。 A No.3 のようにするのであれば、 項ごとに lim をとってよいことの論証が必要。
- rnakamra
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e=Σ[k:0~∞]1/k! (1) という式にたどり着くように変形する、という問題ではなかろうか。 教科書によってはこちらのほうがeの定義である場合もあるので。 (1*1/n)^nを展開してみましょう。 (1+1/n)^n=Σ[k:0→n](nCk)(1/n)^k (2) です。 (2)式のn→∞としたときの極限が(1)式に一致することを示せばよい。 (2)式のΣの中身を変形後n→∞にして極限を調べる。
- Rice-Etude
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指数関数e^xをテイラー展開してみてください。
- alice_44
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計算も何も、それが e の定義でしょう? 教科書を見て御覧なさい。
補足
lim(1+1/n)^n=e n→∞ は極限値の定義と言うことで理解できました。 ∞ 無限級数の形で答えをださないといけないのですが どうやって∑ ←ここをだせるのでしょうか? k=0
お礼
ありがとうございました!