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こんにちは 私の父が、地理学の学者をしていますので、僭越ながら答えさせてください。 うちの父は理学部を出て、そこで博士をとりましたが、今その研究室は文学部に移っています。 というのは、私の父が若いころ（３０年ほど前ですか）、教育改革のようなものがあり、大学の統合、学部の統合がありました。そのころに、質問のような議論が交わされ、地理学教室は、文学部にいったり、理学部に残っていったりしました。 これには、地理学じたいの内容の変化もあると思います。地理学は昔の、博物学というものから派生したみたいなんですが、まだまだ学問としての歴史が浅いころは、自然地理が主流です。 たとえば地質のことであったりとか、古い地層を掘ってみたりとか、考古学に近いものでもあったり、はたまた鉱石についての研究であったりと、やはり理系に近いものが多かったみたいです。 それが、時代が下るにつれて、社会地理学や経済地理学とかが現れて、「どっちなの？」となってくる。それらが学部間の移動をうながしたように思います。 地理は、１の方のおっしゃっているように、範囲が広大なうえに、他の学問分野ともつながりがあります。たとえて言うなら、経済に高度な数学の知識が要求されるようなかんじでしょうか？ 下のURLは日本地理学会のもので、最近の傾向が出ています。最近は災害に対する研究が多いみたいですね。参考に見てみてください。 うちの父がいればまた違うこたえになると思うんですが（残念ですー）学会に出かけてしまいました。
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私もそう思って過去に質問したことがあります。 結論は、理系と文系の両面があるということですね。
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地理学は地球上で起きる、人文・社会・自然全ての現象を対象にしますので、理系・文系の枠の外にあると考えるのが妥当でしょう。 現実を見ると、義務教育では地理は社会の一分野でしたし、地理学が文系の学部に設置されていることの方が多く、文系としての認識が高いと思われます。が、東北大学のように理学部に設置されているところもあります。地理学はとにかく広い分野を扱う学問なので、人文系の地理・社会系の地理・自然系の地理、と分かれているのではないでしょうか。
