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「1日が25時間だ」という(生得的な?)誤認識
現代人の体内時計では、1日の長さが25時間になっているそうですが、そのずれは役に立っているのでしょうか?
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まあ、そもそも、ヒトの体内時計は24時間とちょっとなんですけどね。 http://news.harvard.edu/gazette/1999/07.15/bioclock24.html 25時間は25時間で正しいんです。問題は、そのデータは、被験者が「自分で勝手に電気を点けたり消したりできた」環境での実験だったことにあるんです。古い古い実験ですからね。 つまり、ヒトの体内時計が25時間なのは、明確に「夜更かし」が原因なので、早寝早起きを習慣づければ、難しいことは考えなくてよいですよ。
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- suiran2
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体内時計は、脳の中の「視交叉上核」というところにあるマスター時計と体内の多くの所にあります末梢時計から成るシステムです。マスター時計のための遺伝子と数多くの抹消時計のための遺伝子が存在し、それらの時計により24時間周期に調節されています。 末梢時計の例の一つとしまして良く腹時計と言いますが、食物を消化する際に働く器官にも体内時計があります。それらの時計でもマスター時計がリセットされます。ですから昔の方は観察が鋭いと関心します。また、太陽と共に起きと言いますように哺乳類では網膜からマスター時計への直接の神経繊維連絡があり、これにより目から入った明暗環境で体内時計をリセットしています。 ヒトのマスター時計の周期が25時間かどうかは異論もあるようですが、まだまだ体内時計についてはその調節機構は未解明な部分が多いのが現実のようです。 以下の説は眉つば物の仮説です。ヒトのように光によってマスター時計がリセットされる動物は、マスター時計の固有周期が長い方がリセットされやすく、採餌行動で餌を食べることによってリセットされる動物はマスター時計の固有周期が短い方がリセットされやすい。…と言う説があります。私は納得するものがありますし、おもしろいと思いますので紹介します。 ヒトのように日の出と共に行動する動物は、日の出は変化しますから日の出が遅くなっても光を浴びればリセットするわけですからマスター時計の周期は長い方が対応しやすいというのです。一方食物によってリセットされる腹時計タイプの動物は、餌にありつくためには餌を探す行動が事前に必要です。餌を探す時間が遅れると餌はいなくなっている可能性があります。ですからマスター時計の周期が短い方が対応しやすいというのです。
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有り難う御座います。 御紹介を賜った仮説の内容は、非常に興味深いですね。
- やっちゃん(@510322)
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一時間あれば・・・。 一時間しかない・・・。 一時間もある・・・。 一日二十四時間ですが、体内時計が二十五時間 でしたら、こういった考えを持てるかと思います。 まぁ人それぞれ時間に対しての考え方、価値観は 違いますが。 時間を、何よりも価値があると思う人でしたら、 役に立っていると思いますが、時間に価値を感じ ない人でしたら、役にたたないのではないでしょうか? ただそのずれの使い方次第によっては、きっと 一日の生活を有意義に過ごせるかどうか決まりますよね。
補足
1番目に回答を賜りまして、有り難いのですが、 此処での質問の内容は飽くまでも無意識的な効果を伺っています。
補足
有り難う御座います。 被験者達による「夜更かし」を意図的に止めさせれば、24時間の長さへの自覚は補正され得るのでしょうね。