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時計ができる前。白夜の日の時間をどうやって確かめた

フィンランドなど北欧に住む人達は、時計ができる前は時間を知る術がなかったのですか? 白夜があるので、日時計は役に立たない気がします...。 調べても出てこなかったので、知っている方は教えて欲しいです!

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  • eroero4649
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回答No.4

私たち人類が「時間」という概念を持つのが一般的になったのは、実はここ100年かその程度です。それまでは日本でも朝、昼、昼過ぎ、夕方、夜みたいなざっくりした概念だったのです。 日時計や水時計で時間を測っていた頃は、時間というものは「神のもの(人間ではどうすることができないもの)」でした。だからそれに触れることができるのは洋の東西を問わず神職もしくは国家権力に限られていました。 ヨーロッパで「時間」が人々に浸透するようになったきっかけは、14世紀頃から教会などに「機械時計」ができるようになってからのようです。これにより人々に「世の中には時間というものが存在するのだ」というのが知られるようになり、時間が生活習慣に浸透していくようになりました。 ということは、時間はその時計が見られる範囲でのみ有効ということになりますので、都市部限定であったといえます。都市で生活する人々は「出勤何時」みたいな生活リズムになってゆきました。 人々が「時間」をよりリアルに生活リズムの中に入っていくきっかけはなんだったかというと、おそらく「鉄道の普及」ではないかなと思います。鉄道はダイヤで動きますから、鉄道が生活の中に密着するにしたがって、生活の中に「正確な時間の把握」が必要になってきました。 少なくとも日本においてはそうで、日本で「時間」が普及するようになったのは明治以降、とりわけ鉄道の普及によるものでした。 江戸時代はざっくりとした時間の感覚で生きていたのです。そもそも江戸時代までの日本では「今日の始まり」は夜明けと共にでした。だから夏なら午前4時くらいから今日が始まり、冬なら午前6時くらいから始まるわけです。「今日の始まり」が季節によって変わる、そういう時間の概念の中で当時の人々は暮らしていました。そもそも電気がない時代に太陽も出てない時間に活動するのは色々不便があります。 じゃあ北欧に住む人々は白夜の時期とかはどう生活していたのか。資料が見当たらなかったのでなんともいえませんが、おそらく「テキトー」に暮らしていたと思います。 元々北欧は人口密度も低い地域です。ほとんど太陽が出てこない冬は半ば冬眠するような生活リズムだったのではないかなと思います。外に出たところで何も収穫できませんからね。そんな彼らの生活が文明の発達でどう変わっていったのかは私も興味深いですが、日本語での資料はなかなか見当たらないでしょうね。

sana0225
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  • staratras
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回答No.3

北極圏の高緯度地域では一日中太陽が昇らない「極夜」の時期が冬至前後にあり、当然この期間は日時計は使えません。ただし晴れていれば星が見えますので、星座が見える方角から時刻の見当を付けることができます。高緯度地域では天頂近くに北極星が見え、多くの星座は沈まずに東西南北をぐるっと回るように日周運動をします。

sana0225
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  • staratras
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回答No.2

白夜は「一晩中太陽が沈まない」のですから、日時計は使えないのではなく、逆に一日中使えます。もちろんその時刻の目盛りの刻み方は、日が沈む低緯度の地方で使う日時計とは違い、24時間分あります。 ノルウェーのスピッツベルゲン島(北緯78度)には「世界最北の日時計」と呼ばれている日時計があります。 日時計を使わなくとも、大まかな目視で太陽が真南なら正午、太陽が真北なら正子(夜中の零時)と考えることができるので、かえってわかりやすいかもしれません。

sana0225
質問者

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回答No.1

時計は 水時計 日時計 などあります 江戸時代に時を告げるのは線香でした 今もお線香は15分と お坊さんの汚教を無時間の終わりを知らせています 北欧の童話には高い木がよく出てきますから白夜でない時に日時計を作っていたと思います

sana0225
質問者

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