- 締切済み
刀と鞘の両方を使った場合いも二刀流といいますか?
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
みんなの回答
- nakonakonakook
- ベストアンサー率33% (21/62)
No.4 No.1の同一の方だけが 結局ひとりで「あれは二刀流といわない」といってますね 笑いがとまりません ていうか、勘違いの意味がわからないですし… 棒切れふりまわすだけなら私でもできますって… あなたの技術とおなじレベルで振り回すなら、わざわざ棒切れなんぞ誰ももたないでしょうに よく考えてくださいよ ただ振り回すために、持つわけないでしょう? レイピアVS長剣などのときに、レイピアでは受けるどころか、なぎ払うこともできません ようするになぎ払うための一時しのぎの代用品につかう場合もあるってだけですよ ふりまわすだけなら私でもできる…すいませんこれは久々爆笑しました。 ふりまわすためにもつわけないw レイピアは片手剣です ただヨーロッパでの二刀流の形を紹介しただけなんですけど なんで勘違いになるのかさっぱり… 日本刀は斬るものです、ん?洋刀も斬るものですよ 勘違いしてませんか? ただ日本刀は斬るタイミングで、引かなければいけません、 力任せに押し斬りできるものではありませんよね 洋刀は力おしでぶった斬るというものが多いというだけです 洋刀も斬るものですよ~メイスなんかと勘違いされたのでしょうか? さらに云うなら 戦時において合戦中の日本刀は「突くもの」です 時代劇でみるような斬り捨てるような合戦シーンはありません ひたすらひいて、突いて、ひいて突いての繰り返しです それが、もっとも効率のいい戦いかたとされました、「あくまで合戦での戦法ですけど」 格好良く戦う姿は後年の映画やドラマの影響です これはしっかり文献に記されてます。 同様に、侍はみな徒歩で戦います 馬に乗っているのは嘘 徳川吉宗が大陸から輸入してのっていたことが有名ですが 当時は大変めずらしがられました。吉宗の御世はすでに天下泰平。おわかりですね? 戦国の世にあの馬はいません もともと日本にいる馬は、脚が太く 体格が小さいもので 大人がのれば地面に足が届きそうな状態です。 いまは大陸との馬とのかけあわせで、絶滅してしまいました 日本の侍にとって、「馬とは乗せて運ぶもの」「乗って移動するもの」ではありましたが 「乗って戦うもの」ではありません さらに柳生が二刀流を使った話ですが あれは、後年の小説で作者が書いた話であって、当時の文献からはそんな話ビタイチ出てません 毛利家の三本の矢、義経のイケメン説、みたいな状況です
- eito_waka
- ベストアンサー率54% (148/272)
これも二刀流です。 実際に「柳生心眼流」では刀と鞘による二刀流があります。 日本の二刀流では、どの流派にしろ片手は防御・牽制を主にし、 必殺の攻撃はもう片方の手で行います。 写真を例にすれば、体の前に突き出した左手の鞘で防御・牽制をし、 上に振り上げている右手の刀で攻撃をします。 なお、日本の二刀流ではどちらの手も振り回したりしません。 No.4さんも触れられている通り、片手で刀を振り回すのは難しいからです。 そのため、防御・牽制用の小太刀や鞘は相手に向かって常に突き出し、 攻撃用の刀は必殺の一撃を放てるように、あらかじめ振りかぶっておく という写真の構えが基本になります。 このように防御・牽制用側の手で持つ武器は攻撃を行わないため、鞘でも構いません。 又、実際に鞘を使用していても 二"刀"流 と称している(さらに他派もそれを二刀流と認めている)流派がある以上、 写真のケースも「二刀流」になります。 以上のように鞘を武器として(というより防具として)使用するケースもありました。 ただし、柳生心眼流は戦国が終わった後の江戸時代初期に開かれた流派です。 又、二刀流そのものが長時間使用する事が不可能な剣技です。 そのため、刀と鞘での二刀流は戦で使われた事の無い、剣客の勝負時のみに使用された技になります。
- bara2001
- ベストアンサー率30% (647/2111)
なんか勘違いしていらっしゃる方がいるようですが、1kgの棒きれを振り回すのと、1kgの日本刀を扱うのはまったくレベルの違う話です。 1kgの棒きれを振り回すだけなら私でもできます。 突くか叩きつけるしかない西洋剣法と違って、日本刀では「斬り」ます。 それがわかってない。 「斬る」技量をコントロールするためには、よほどの猛者でも一刀が限界です。
お礼
恥ずかしながら西洋剣法と日本刀の違い知りませんでした。 ありがとうございました。
- shizumo
- ベストアンサー率12% (159/1285)
まず、鞘は刀剣ではないので二刀流とはいえません。ただし、鞘をガードにすることはありえるでしょう。レピアで一応鞘を使って防御する方法も教えてもらいましたが、ベルトにバックル止めしてある鞘を 瞬時に防御のため抜けるかとは思えませんし材質は革です。日本剣術の友人からも、一応そのような鞘を使った防御法はあるとは聞いています。しかし、現実的に考えるなら羽織(レピアではマント)の防御です。 これは非常に効果的です。私自身、レピアの試合ではマントの防御をよくします。 レピアはレピア単体で普通に防御できます。これをシングルといいます。強度的には全く問題ありません。パーリング・ダガーは確かに防御に使いますが、レピアは片手半身の間合いから突きが主体であるため、両者が同じタイミングで攻撃をかけると一挙にコンタクトレンジまで接近します。このときシングルだと肘のつかみ合いになるか護拳での殴りあいになりますが、ダガーがあれば突くことができます。ダガーは防御とともに間合いが長短2つあるのが実は大きなポイントです。また、日本刀の重さは1kg。レピアは軽くても1,2kg以上あり、一般的な片手剣は1,4kgほどです。私でさえその重さは普通に扱います。バランスは日本刀とは違いますが、日本刀を片手で振れないというのはないです。少なくとも日本刀と同じ重さ、バランスの擬似刀剣は片手でも問題なくファイトできます。 確かに刃を合わせれば力負けしますが、もともと日本刀は刃を合わせない戦法だし、片手のほうが正確に扱えますし、リーチもあります。 キル・ビルをもとにどのようなレポートを書くのかわかりませんが、あれは典型的な誤った日本刀感であり、「西洋騎士が鎧を着てこけたら一人で起き上がれないと思っている」に等しい大間違いです。
補足
キルビルのワンシーンを見せられて、日本人からみてなんか気になる点はないか、他の日本映画(ヤクザ映画、時代劇など)を思い出させるような要素はあるか?ルーシー・リューの刀と鞘の使い方は宮本武蔵の二刀流と同じかと質問されたんです。 それで、日本刀のことについて詳しくなかったので、ここで質問させてもらいました。 詳しい説明ありがとうございました!!
- nakonakonakook
- ベストアンサー率33% (21/62)
二天流(←流派です)の宮本武蔵などは 得物をえらばないことを極意としていました その宮本武蔵といえば二刀流ですよね 刀という言葉が、日本語として登場したのは結構後だったりします ヨーロッパの宣教師来訪以降なんですよ それまでは剣でしたから 時代劇なんかで、当たり前に刀っていってますけどあれ間違い 二刀流でいいと思いますよ 双刀でも ただキルビルの世界は、タランティーノが想像する世界ですから ああいった鞘と抜き身での二刀流をえんじた武士はいないと思います 余談ですけど 二刀流は、日本での歴史よりヨーロッパの方が古いです レイピアという細剣を片手に握る場合、もう一方の手にダガー(短剣)やマンゴーシュを握りました レイピアでは相手の剣を受けるだけの強度がえられないためです この場合、短剣などがない場合には 小盾や、ともすれば棒切れなんかを流用することまでありました もしかしたらタランティーの監督は こっちの発想から鞘を使っての二刀流を思いついたのかもしれません えてして外人さんは 日本刀の細さを心配するので…
お礼
とても参考になります。 刀という言葉が使われ始めたのはずいぶん後なんですね!驚きです。 ありがとうございました。
- bara2001
- ベストアンサー率30% (647/2111)
それは二刀流とは言わないでしょう。 だいたい鞘なんてやわなものなので、何度が真剣の打撃を受ければ粉々になってしまいます。 つまり、現実にはあり得ない使い方です。 そもそも二刀流自体が、特殊な技能です。 宮本武蔵は片手で軽々と火縄銃を振り回したと言われていますが、それくらいの腕力が無ければ二刀で戦い続けるなんてことはできません。 真剣は約1kgあります。 しかもそれの重心は掌の中にあるわけではなく、もっと切先のほうにあります。 相撲取りでもこれを長時間振り回し続けるのは難しいでしょう。 戦国時代の武将や剣豪が一刀流だったのは、それでないと使いこなせなかったからです。 宮本武蔵自身、多勢に無勢の窮地の時にしか二刀を使っていません。 巌流島で佐々木小次郎と決闘したときは一刀でした。 キルビルはあくまでフィクションとしてお楽しみください。
お礼
くわしい解説ありがとうございます。さっそく本人に伝えたいと思います。 上記にもありますとおり、どこまでキルビルが日本のヤクザ映画や時代劇にインスパイアされているか、またその描写がキルビルの中でどうなのか、というところがレポートの論点です。 フィクションなんで歴史的事実と比較するのはちょっと厳しいですよね。 ありがとうございました。
お礼
丁寧な解説ありがとうございます。 さっそく友人に伝えたいと思います。