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ノックアウトマウス作成時の遺伝子型表記方法について
ノックアウトマウスを実験対象にした論文を読んでいて、 わからない表現方法があったので質問させていただきます。 ノックアウトマウスの作成で、 「Emx1Cre × fγ2/+=γ2 ⁺/⁻mice」と書かれていたのですが、 遺伝子γ2の配列を標的配列とした「Cre-loxP部位特異的組換え」による ヘテロノックアウトマウス作製法であるということはなんとなくわかるのですが、 Emxは一般的なCre-loxP部位特異的組換えで用いられる「GFP」の代わりなんでしょうか? 加えて、fγ2/+というのは遺伝子型であり、γ2がLoxPに挟まれている対立遺伝子と 挟まれていない(野生型)対立遺伝子により構成されているということなんでしょうか? 長々と質問して、申し訳ございません。 よろしくお願いいたします。
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- negigi
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引用した論文のタイトルくらいは質問に記載した方がいいですよ。 ↓こういう前置きつけなきゃいけなくなるので。 質問の論文って、これでしょうか? http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20579975 “一般的なCre-loxP部位特異的組換えで用いられる「GFP」”ってのがなんなのかサッパリ分かりませんが、たぶん違います。Emx1 Creってのは、Emx1遺伝子の発現に関わるプロモーターの下流にCreリコンビナーゼを放り込んだってことです。要するに、Emx1遺伝子が発現する時期や場所特異的にCreを発現させてるわけです。 ↑の論文であってるなら、使っているマウスは↓です。 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/10963597 で、fγ2ってのは、↓です。 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/14572465 fγ2/+については、質問者さんの考え方であってます。個人的に、あまり見かけない表現だとは思いますが。
お礼
遅くなりすみません。 いろいろと教えてくださり、ありがとうございました。