• 締切済み

ノックアウトマウスの作成について

生物学を勉強している学生です。 ノックアウトマウス作成に関して質問させて下さい。 問題文に、標的遺伝子を破壊する際、ネオマイシン耐性遺伝子を挿入する。 その際、標的遺伝子のプロモーターは削除しておくとあります。 そして設問は「標的遺伝子のプロモーターを削除する理由を述べよ」です。 理由が、全く分かりません。 解答を見てみたのですが、非相同組換え体をネオマイシンで排除する事に関する説明がされているだけで どうしてそれがこの設問に対する解答になるのか、いまいちピンときません。 どなたか、お力添えを頂けないでしょうか。。? よろしくお願いいたします。

みんなの回答

回答No.3

> なるほど、これだと全て説明がつきますね! つきますね。だから結論としては、 「ガンシクロビルでネガティブセレクションするにあたり、 標的遺伝子下流のチミンキナーゼ遺伝子が 相同組換え体についてのみ発現し、 ランダムインテグレーションのときは発現しないように、 予め標的遺伝子のプロモーターは削除しておく。」 というのが正確な解答になるんじゃないかな?と思います。

回答No.2

> なるほど、そういうことなんですね♪ > 大きなヒントになった気がします。有り難うございます。 > > でも、そうするとneoで破壊した標的遺伝子の下流に > tkを組み込む意味があるのか?という疑問が生じます。 > 確かtkも非相同組換えを防ぐ目的で導入するんだったと思うのですが…。 tkの話を聞いて、なんとなく予想がつきました。 ・・・とかいって、間違ってたらすいません。 標的遺伝子のプロモーターで発現が弱いなどの理由で・・・ →ネオマイシン耐性遺伝子の方にプロモーターを入れる →ネオマイシンでポジティブセレクション →しかしこの場合ランダムインテグレーションが除けない →チミジンキナーゼ遺伝子を入れておく →ガンシクロビルでネガティブセレクション →ランダムインテグレーションも除ける ということかな?と思います・・・多分。

ashrinlol
質問者

お礼

なるほど、これだと全て説明がつきますね! ありがとうございます☆ 見知らぬ私なんかのために、色々考えて頂き、本当に有り難うございました。

回答No.1

ノックアウトマウスの作成とかちゃんと勉強したことがないので 答えはわかりません。だから多分「お力添え」になりませんが・・・ 自分なりに考えて、ちょっと回答してみます。 ひょっとしたら私がわからなくても、 ashrinlolさんが考えるヒントになるかもしれませんので。 (既に知ってることだったらすいません・・・) まず、ネオマイシン耐性遺伝子の方にプロモーターを 入れるか入れないかという問題があると思います。 ネオマイシン耐性遺伝子にプロモーター配列を入れないメリットとしては、 ちゃんと相同組換えが起こった場合に標的遺伝子のプロモーターが効き ランダムなインテグレーションが起こった場合は耐性になりません。 このため相同組換えが起こったもののみをネオマイシンで セレクションすることが可能になります。 デメリットとしては、標的遺伝子のプロモーターで発現が弱い場合には ネオマイシンで皆殺しになってしまう可能性があります。 そういう場合はおそらくネオマイシン耐性遺伝子の方に プロモーターを入れてやる必要があるんだと思いますが、 標的遺伝子のプロモーターを削るのは、そういう場合じゃないでしょうか? 自信はぜんぜんありません。間違ってたらすいません・・・

ashrinlol
質問者

補足

なるほど、そういうことなんですね♪ 大きなヒントになった気がします。有り難うございます。 でも、そうするとneoで破壊した標的遺伝子の下流にtkを組み込む意味があるのか?という疑問が生じます。 確かtkも非相同組換えを防ぐ目的で導入するんだったと思うのですが…。