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the most が「非常に」となる場合
the most が「非常に」という意味になる場合は、「最も」という意味になるときと、どのように見分ければよいのでしょうか。見た感じは同じようですが・・・。 例えば、先ほど私が読んでいた文章の中に Computers can solve the most complex mathematical ploblems. (コンピューターは「非常に」複雑な問題を解くことができる。)というものがありました。 私はこれを「最も複雑な問題」と読んでいました。 あと、私の辞書には the most で、「非常に」の意味は載っていませんでした。a most でなら、あるのですが。ですから、もしthe mostの他の例文がありましたら、教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。
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Gです。 #1さんと似た解釈ですが、本当は世界中には最上級は一つしかないですね. しかし、言葉として、最上級を使う時に、この「世界で一番」と言う観念にこだわらない、というのが普通なんですね. そのために、~の中では、というような条件付が多いわけです. つまり、その「条件付き」がないときは、「最も」と思えるほどの、という意味にしかならないわけです. 日本語でも同じですね. 最もと思えるほどの、というフィーリングは日本語では「非常に」と言う言い方をするわけです. ただし、「条件付き」でないときでも、単なる「非常に」と訳さない場合もあります. 例えば、 Jackie, I feel you love! I am THE HAPPIEST guy! として、世界中で、(幸せな男のうちでも)一番幸せな男だ! といって、あたかも、自分がthe happiest guyだと言う事を伝えたい時ですね. 俺以上に幸せな奴は絶対にいない!と言うフィーリングですね. これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
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- chiaroscuro
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本題に入る前に まず、theがないmost complex mathematical problemsの解釈が多義的になることから始めましょう。このmostはproblemsにかかり「たいていの~」を表すか(つまり、「たいていの複雑な数学の問題」と解釈するわけです。ついでに言えば、Some dogs bark.のsomeを頻度に転嫁し、Dogs sometimes bark.と解釈できるように、ここのmostをmostlyと解釈して、「コンピュータは、複雑な数学の問題を、たいていの場合、解くことができる」とすることも可能です)、あるいは、mostはcomplexにかかり「非常に~」を表します(つまり、「非常に複雑な数学の問題」と解釈します)。 次に、mostがa(n)と結合するかtheと結合するかで読みが変わる問題に触れておきます。 (1)のmostは二通りに解釈できます。 (1) She is most efficient. この多義性は、後に、例えば、secretaryを入れることで回避できます。 (2) a. She is a most efficient secretary. b. She is the most efficient secretary. (2a)のmostは「非常に~」の意味で、単に、程度が高いことを表します。(2b)は、most efficientと言ったら、she一人しか該当しないのですから、「一番仕事のできる」の意味になります。 (3) She is one of the most efficient secretaries. これが(3)になると、most efficientな対象が「一つのグループ」に変わるだけで、theの持つ「唯一的に指示対象が決まる」という機能自体は同じです。ここでは、能力別にランク分けした時に、一番上の階層のクラスに所属する秘書を指してthe most efficient と言っているわけです。その意味では、単に「程度の高さ」を強調する(2a)のmostとは区別する必要があります。 ここからが本題です。 (4)のthe most complex…を、「非常に複雑な」あるいは「もっとも複雑な」と解釈するのは、適切ではありません。 (4) Computers can solve the most complex mathematical problems. theを伴う最上級にはevenの含意を伴う場合がありますが、(4)は、その例です。例えば、at (the) mostを思い出してみてください。これは「数値が一番高い点で」ではなく「数値が一番高い点でも」の意味で「多くとも」と解釈されたのでしたね。 では、even the most complex mathematical problemsと解釈するとどういう意味が出てくるのかというと、「コンピュータは、最も単純なレベルの数学の問題が解けるのは、当然のこととして、最も複雑なレベルの数学の問題も解ける」です。つまり、「複雑さの尺度の極小から極大に至るまでの、どの問題も解ける」ことを意味するので、結局は、譲歩表現で読み解くことになります。 英語で示せば、(5)のようになります。 (5) Computers can solve mathematical problems no matter how complex they are. no matter how complexとは、複雑さの程度(how complex)は、問題ではない(no matter)という訳で、複雑さを示す「ものさし」のどの位置に存在する数学の問題であっても、コンピュータは解けることを表すので、(4)は(5)と同じ意味を伝えます。 したがって、問題の一文の解釈は「コンピュータはどんなに複雑な数学の問題でも解ける」が正解です。
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ご回答どうもありがとうございました!ずっとわからなかったのですが、今回やっとすっきりすることができました。本当にどうもありがとうございました!
- clarysage
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こんにちは。 #1の方のおっしゃる通り、最上級であっても、比較対象が明確でないときには、「非常に」と訳すことがあります。ただし、これは「訳すことがある」のであって、「非常に」とイコールである、というのではないです(だいたい、ある英語がある日本語に厳密に対応するなんてこと、物の名前以外にはありえませんから)。 じゃあ、どこが「非常に」と違うのかというと、the mostにはやはり「最も」という「気持ち」が入っているんです。ですから、例に挙げられた Computers can solve the most complex mathematical ploblems. で言うと、 「コンピュータはこれ以上ないほど複雑な数学の問題でも解ける」というニュアンスです。ようは、コンピュータの性能を強調したいのですね。でも、比較対象をはっきりさせて、あらゆる数学の問題の中で一番複雑なものが解ける、と言いきってるわけではないですから、いわば、言葉の「あや」のような感じだと思います。なので、日本語で「最も」と訳してしまうと言い過ぎで、「非常に」のほうが近いかな、という感じでしょうか。 だから、本当に「最も」の意味なのかどうかは文脈で判断するしかないのですが、目安となるのが、現実的に「最も」であることがありうるか、比較対象が明確か、といういことでしょう。 もちろん、日本語でも言葉のあやと考えれば、この種のthe mostを「最高」と訳していい場合もあります。たとえば、He's the most!(彼は最高!)とか。
お礼
ご回答どうもありがとうございました!ずっと気になっていたことでしたので、理解できてすっきりしました。助けてくださって、本当にどうもありがとうございました!
- patrickbeckham
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この場合、比較対象が明確ではありません。 このように、比較対象がはっきり明示されていない場合、比較級でも最上級でも「より」「最も」と訳さずに「非常に」と訳すことがあります。 また、文法的には<絶対最上級>というもので、(the) mostでveryの意味を持ち、「非常に高い程度」を表します。この場合、theは省略されることがあります(aがつく場合もあります)。普通なら-est型の形容詞であっても「most+原級」の形をとります。 例)He is a most happy man. 「彼は非常に幸せ者だ。」(happiest×) complexは-estもつきますが、一般的にはmost型なので識別しづらいですが、やはり比較対象が明確でないというのがポイントかと思います。 the mostでも a mostでも基本的意味は同じです。
お礼
ご回答本当にどうもありがとうございました!以前からわからないと思っていたのですが、今回で理解することができた気がします。本当にたすかりました!
お礼
ご回答どうもありがとうございました!今回もとてもわかりやすかったです。本当に助かりました。ありがとうございました!