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日本語の疑問 おもいを
「を」のことを、「おもいを」と表現すると聞くのですが、どうして「おもいを」というのでしょうか? 「重い」なのか、「思い」なのか・・・
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「重い」なのだそうです。 より正確には「重たい」のようですね。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%92 なぜ「重たい」なのか調べてみましたら、 ・「お」は軽いから言葉の上につく→おにぎり ・「を」は上に言葉がのっているから重たい といった説明がみつかりました。 「重たいの『を』」と表現するのは栃木県のあたりに多いという説も…。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1142393596 http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2010/0311/300929.htm?g=01
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「を」というひらがなを他のひらがな、特に音の似た「お」などと区別して特定しようとする場合の例として「おもい ”を”」と呼ばれる場合があるようであるが、なぜそのような呼ばれ方がなされるのか? というご質問なのでしょうか。 これは当然ながら話し言葉のなかでなされることのように思えますので、その現場で実際に当人に聞かなければ正確にはお答えできない性格のものですが、ひとつはNO.1様が既に回答されてあることがつじつまのあったもののように思えます。 和文通話表では「おわりの”を”(尾張、終わり?)」と言っているようです(「おおさか(大阪)の”お”に対して)。
お礼
ご回答ありがとうございます。 「和文通知表」という言葉も始めて聞きました。 とても参考になりました。
- TANUHACHI
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言葉としての単語は文章の中で、使われている情況の中で異なってきます。 「重い」は相手の言葉を自分が真摯に受け止めることで、自分が相手の問い掛けに対して「どう答えるかの責任」を感じているから「言葉の意味として重い」のであって、それは相手がこちらに対して「自分の思っていることを伝えたい」との意思から発せられているからだと僕は考えました。 お尋ねの「おもいを」だけでは状況を確定しづらいので何とも言えませんが、「真剣な遣り取り」が働いているから「思い」は「重い」のではないでしょうか?。音声信号としての言葉が表記としての言葉に変わる時、そこには話し手が言葉に込めた気持ちをより一層具体的な形で表すことで意思の疎通を図ることが出来ると僕は思います。「言葉」には幾つもの表情があって人を喜ばせる道具にもなれば傷つける刃物にもなりますから。古語の「思ふ」には「恋い従う」「思慕の情を募らせる」などの多様な意味もありますね。
お礼
いろいろとありかとうございます。 栃木県では小学校の授業でも「を」は「おもいを」だよと教わると聞きました。 なぜそういう表現をするのか、皆さんの意見を聞きたかったものです。 参考になりました。
お礼
さっそくのご回答ありがとうございます。 とてもよくわかりました。 そういわれてみれば、私が聞いたのも「栃木県」でのことでした。