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日本語は開音節語か
とある本にイタリア語などの(non-french) romance語とは違い、 日本語は厳格には開音節語とは違うとの記述がありました。 どういうことか説明してください。 私には 口の開き方が足らぬのかなということしか考えられません。 ただし、東日本方言とくに関東方言は 子音優位で母音が脱落しがちなので論じぬように願います。
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開音節とは、下記の様に音節の終わりがいつも母音の言葉です。 http://kotobank.jp/word/%E9%96%8B%E9%9F%B3%E7%AF%80 http://www.weblio.jp/content/%E9%96%8B%E9%9F%B3%E7%AF%80 日本語には「っ」とか「ん」があるので、開音節が多いが、現在では100%開音節の言葉ではありません。 「っ」や「ん」は平安時代に促音便(言ひて > 言って)や撥音便(飛びて > 飛んで)が起こった時に出来たものと言われています。中国から入った入声音(例えば、塔頭タッチュウ)や「ん」で終わる音(例えば、旬シュン)も影響したのでしょう。ですから、平安以前は日本語は開音節語であった可能性があります。 口の開き方は、関係がありません。
お礼
丑三つ時にお返事を下さって驚いております。 「っ」も例外とは思いつきませんでした。 ありがとうございました。