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外国語における子音の長音(?)を教えて下さい

日本語では「ー」で伸ばせる音は「あいうえお」の母音しかないようですが、 外国語において、持続的に音を継続できる子音があれば教えて下さい

質問者が選んだベストアンサー

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  • trgovec
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回答No.4

一気に息をためて出す子音(破裂音)以外であれば息の続く限り子音は伸ばせます。息だけを出せば「無声子音」となり、声帯の震えを伴うと「有声子音」となります。 母音も声帯が震えますが、母音では息の流れがどこにも邪魔されずに出てくるのが特徴で、言い換えれば息が喉の奥から唇までのどこかで邪魔されて音を発するものです。 また、母音は、日本語では5つとされますが、唇の形や舌の位置を変えることによってそれぞれの音を作りますが、有声子音だけを伸ばす場合は母音を出すための唇や舌の動きをしません。 zoo [zu:] [z:] 上の方は有声子音を発した直後に唇と舌を [u] の形にしますが、舌の方は [z] を発したまま舌と唇はいわば「緩みっぱなし」です。 ただし、言語によっては持続できる有声子音のいくつかを母音として扱うこともあります。たとえばスラブ系言語では l, r を母音として扱うものがあり、一見すると子音だけでできているような単語があります。 チェコ語 vlk http://translate.google.co.jp/?hl=ja&tab=wT#cs/en/vlk マケドニア語 брз (brz) http://translate.google.co.jp/?hl=ja&tab=wT#mk/en/%D0%B1%D1%80%D0%B7 セルビア語 Grk http://translate.google.co.jp/?hl=ja&tab=wT#sr/en/grk

noname#173441
質問者

お礼

言語音声の世界は広いですねー。 素人がちょっと知りたいことが出てきてもすごく難しく感じます。 様々な音声の発音は幼少の頃に教育を受けたかったものです。 ありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • Oubli
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回答No.5

#3です。 有声子音と母音の関係は#4さんが書かれたとおりです。 ハミングについて詳しくないですが鼻歌ということでしたら、唇を閉じてハミングすれば基本的には「m~」ですが、舌や口唇の形を変えて音色に変化を付けることがあると思います。また、「ng~」(舌の後方で息の流れを塞いで鼻にまわす)のハミングや、鼻母音(通常の母音のように唇は開きながら息を鼻に抜きます、フランス語で普通に使う母音です)のハミングもあるかと思います。

noname#173441
質問者

お礼

補足に対応ありがとうございます。 今までずっと声帯が震えの有無がが母音/子音を分ける基準だと思ってきたので、新しい考え方に戸惑っています。 間違いに気づくことが出来て良かった・・・ 感謝いたします

  • Oubli
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回答No.3

#2さんの書かれたとおりですが、子音を持続的に発音することはそんなに難しくないですよ。 唇を閉じたまま息を出せば「m~」になりますし、舌先を歯茎につけたまま息を出せば「l~」になります。これらは有声子音ですので声帯を震わせます。「サ」を発音する直前の舌の位置を保って声帯を震わせながら息を出せば「z~」、声帯を震わせなければ「s~」になります。破裂音(p、b、t、d、k、g)以外ならたいていできると思います。英語で「want to」が「wanna」になるような時は同様のことをしています。日本語の「みんな」の発音は似ていますが、「ん」と「な」の間で一瞬息を切るので、ちょっと違います。息を切らさずに発音すると英語訛りぽくなります。

noname#173441
質問者

お礼

ありがとうございます。 質問本題とは少しずれますが、補足質問させて下さい。 『唇を閉じたまま息を出せば「m~」になりますし・・・これらは有声子音ですので声帯を震わせます』 【補足質問1】これはハミングの「ん~」という音なのでしょうか? 【補足質問2】声帯を震わせる音は母音だと私は思っていたのですが違うのでしょうか?

  • cherry77_
  • ベストアンサー率23% (291/1261)
回答No.2

外国語という広い範囲で回答するとなると,この教えて!goo/OK Waveには言語学の造詣が深い回答者もおられるので,詳しい回答が寄せられるかも知れませんが,範囲を英語に限った場合でも,該当する子音がいくつもあります。 広い範囲での回答が寄せられるよう,いわば「呼び水」として,英語における「息の続く限り継続することのできる子音」について少し述べておきます。 まずは,有声子音である l,m,n,r(語尾の-er 部分など)の音が継続音であることは,よく知られていますので,特に言うことはありません。 それらに加えて英語では,s 音や s 音に似た子音(z,sh,th,zh など)も継続音です。 たとえば,Ms. Smith のことを日本人は,mizu sumithu のように子音の直後に母音 u をくっつけて発音しがちです。 そこで,「母音 u を付けずに子音だけで発音しなさい」と指導されると,今度は,miz smith の mi 以外の音が聞こえない発音になってしまいます。 z や s,th などが継続音であることを知らないため,息を閉鎖してしまう結果,音が弱すぎるのです。 以上が,英語における継続的な子音についての超短い話です。

noname#173441
質問者

お礼

「息の続く限り継続することのできる子音」という表現が的確ですね。次回から使わせて頂きます。 l,m,n,r,zの音を伸ばすことは日本語話者には難しいですね。なんか悔しいです(笑) どうもありがとうございます。

  • mide
  • ベストアンサー率44% (333/745)
回答No.1

フィンランド語の場合,多くの子音に長短の区別があります。例えば kisa / kissa tuli / tulli ane / anne フィンランド語はウラル語族に属しますが,他の多くのウラル語も子音の長短の区別があり,エストニア語は子音の短,長,超長の3つを区別します。ちなみにフィンランド語は母音の長短の区別もあります。 日本語の場合,音韻的には促音「っ」に例えばサ行音が続く場合であっても,音声的には[s]や[ʃ]が長く発音されています。また音韻的には撥音「ん」に鼻音が続くとき,音声的には鼻音の長音になっています。ですから音声学的には日本語に長子音があるともいえます。 まあ,音韻的な区別を考えなければ多くの言語で鼻音のm,n,その他,摩擦音のsなどは伸ばして発音できますし英語などでも「しーっ」というときに"shhh"などと表現し子音[ʃ]を持続して発音しますね。

noname#173441
質問者

お礼

初見の情報をいろいろ教えてくださりありがとうございます。 大変参考になりました。

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