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中国古典を読むときの辞書は
論語や孫子など中国古典を読む時にぴったりな国語辞典がありましたら教えてください。
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誤解を生じさせるような説明をしてしまい申し訳ありません。「漢和辞典」はその名称が示す様に「漢語(中国語ではありません)」を「和語(現代の日本語)」に訳しするとどの様な意味になるか、との範例を例示した辞書です。 もし「国語の辞書」をとご希望でしたら「広辞苑」や「広辞林」「大言海」などがありますが、これらで「原典の表記」を探す時には「その表記にあるキーワード」から探し求めることとなりますので、単語の意味を知ることはできても「文意全体」を知りたい場合などでは辞書を彼方此方とひっくり返す作業を伴う可能性もあります。 例えば「嗚呼燕雀何処んぞ鴻鵠の志を知らん哉」という故事の場合には「燕雀」という言葉を引き出して次に「鴻鵠」という言葉を引き出す、という作業をせねばならないこともあります(尤もこの程度の故事成語でしたらどちらにも記されているとは思われ、同時に意味も表記されていると思われますが)。 漢文には幾つかのルールがありまして、それを表記する場合に「而」の様な「接続詞」が用いられている場合が多々あります。殊に論語にはそうしたケースが多く見受けられます。 また同時に「漢和辞典」には「中国古典に関する簡易辞典」的な性質もありますので、こちらをお奨めした次第です。
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- TANUHACHI
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ANo.1です。「諸橋徹二」は「諸橋徹次」の誤りでした、訂正してお詫び致します。
- TANUHACHI
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中国の古典は漢文で記されていますので国語辞典ではなく「漢和辞典」が必要です。ただ単に故事成語の由来や意味を調べるならば、小学館から刊行されている「中国名言名句の辞典」や「故事ことわざの辞典」などがありますが、中国古典そのものをお読みになりたいというのであれば、漢和辞典を手許に置いて読まれる必要があります。 そのためには諸橋徹二の大漢和とまではいいませんが、「新字源」角川書店刊や「中字源」あたりは必携となります。また本文と読み下しの両者が記載されている最もスタンダードな典拠は「全訳漢文大系」として作品毎に明治書院から刊行されていますので公立の図書館を利用されては如何でしょうか?。
お礼
ご回答ありがとうございます。漢和辞典ですか。私は論語などを日本語の翻訳文がよめれば良いので国語辞典が良いと思うのですが。どうでしょうか。