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中国の古典を読みたいと思っているのですが

前々から中国の古典を読みたいと思っているのですが(論語、孟子、孫子など)、 お勧めの本はないでしょうか? ちなみに自分は、普段哲学書なんかも、直接読んでもわからないので、わかりやすい入門書の入門書みたいなものをよく読んでます。 そういうもので何かよさそうな物があったら教えてください。 ちなみに、やっぱ論語とかも、本文直接読んでも難しいものなんでしょうか 簡単そうなら、よさそうな訳のものを直接よもうかとも思っているのですが

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回答No.2

   三点セット ~ 原文・朗誦・口語訳 ~    誰もが知っていて、実は通読されない古典では、儒家(孔子・孟子)、 道家(老子・荘子)の説教調に対して、法家(韓非子・荀子・李斯)の 性悪説が、ひときわ現代的・現実的・実用的です。    枕もとや本棚の隅に置いて、ときどき拾い読みするにふさわしい警句 が散らばっています。  ただし、あまりしばしば引用すると、厭世家とみられ、敬遠されます。   ── 本書は『韓非子』五十五篇の全訳である(略)原文である漢文と、 その読み下し文と、口語訳とを、各節ごとに対照して掲げ、簡単な注を つけた。(略)語釈などの注は専ら簡略を旨とした。(P03)   http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4003321014 ── 金谷 治・訳《韓非子(全4冊)19940418-20060915 岩波文庫》 http://d.hatena.ne.jp/adlib/20060505 孤憤の人々  

morisovna
質問者

お礼

中国の古典といえば孔子とか孟子などいった教科書に出てるような人物しかしらなかったので 韓非子なんかは、紹介していただけなければたぶん読む機会がなかったと思います。 大変参考になりました。さっそく読んでみます。 ありがとうございました。

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  • kine-ore
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回答No.3

柏木如亭「訳注聯珠詩格」(岩波文庫) 著名な漢詩を、江戸時代の話し言葉を以て、実に美しい日本語で読み解いてくれている傑作。 高橋睦郎「漢詩百首 日本語を豊かに」(中公新書) 詩人の感性で磨き上げたその訓訳は絶品。 井伏鱒二「井伏鱒二全詩集」 その漢詩の訳詩の分かりやすさとリズミカルな語調にはただ舌を巻くばかり。 川口久雄「和漢朗詠集 全訳注」(講談社学術文庫) 日本文学に志あれば誰でも必ず紐解く第一の書。

morisovna
質問者

お礼

「訳注聯珠詩格」はなんか題名からいってすごそうですね こういう古典の中のよい部分をまとめて紹介してくれるような本は、とっかかりに なるので大変助かります。 井伏鱒二が漢詩の訳もしていたとは知りませんでした 川口久雄「和漢朗詠集 全訳注」も読んだことなかったし、 日文専攻していたのに不学でお恥ずかしい限りです・・・ とりあえず紹介していただいた本は全部、目を通してみようと思います。 ありがとうございました。

  • bakansky
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回答No.1

具体的には 「あれこれと読んでみる」 しかないのかもしれませんが、とりあえず目星をつけるために、「中国古典案内」 的なものをいろいろと読んでみて、特に興味を引かれるものがあれば、それから読んでいくとか。 図書館などにいけば、ダイジェスト版で紹介している本もいろいろとあると思います。 漢文そのものに興味があるのなら、高校生向けの漢文の参考書で勉強してみるとか (漢和辞典は必携ですね)。 翻訳でよいのなら、物語から入るのが楽かも。『西遊記』 は岩波文庫で完訳が入手できますし、他にも文庫本で入手できるものもあるかもしれません。 長いのがダメなら、漢詩に親しむという手もあります。これも入門書はいろいろ出ているはずです。それに、1つの作品だけで独立しているので、短いことは短いです (ただし、漢詩に関する基本的な約束ごとなどは知ってなければ楽しめませんから、入門書や参考書で基本を勉強しておくべきでしょう。私は陳舜臣さんの 『唐詩新選』 なんて本を持ってます (新潮文庫)。 同じ陳舜臣さんの本で、『聊斎志異考』 というのも持ってます (中公文庫)。短いお話を集めたもので、どれにも美女が登場するので、興味深いです。 『論語』 の解説書ならまだしも、『論語』 そのものを読むのはしんどいので、当面はダイジェスト版でも読んでおけばいいんじゃないでしょうか (「古典」 ではありませんが、酒見賢一 『陋巷に在り』 (全13巻) なんてのも、孔子が登場して面白い小説です。文庫本で今でも入手できるかどうか分りませんが、図書館に揃っている場合もあります)。 中国に材をとった小説は沢山あるので、そういうのをあれこれ読んでから歴史書に挑戦してみるのも面白いかも。

morisovna
質問者

お礼

聊斎志異は、バベルの図書館で昔、断片的に読んだことがありますが、結構面白かったです。 酒見賢一さんは後宮小説なんか面白かったので紹介していただいた本も読んでみようかな。 『唐詩新選』はなんかよさそうな感じの臭いが。 よく小説とかでさりげなく、孟子とか孫子とかの言葉が入ってて、 みんなよくこういう本読んでるんだなあと感心するんですが、 もしかしたら、みんなこういう唐詩新選みたいな本からチョイスしてるのかもしれませんね。 とりあえず図書館行って中国古典案内関係の本探してみます。 ご親切にありがとうございました。

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