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金属加工の図面・指示の書き方
加工図面の書き方をおたずねします。 6.0mm径、60mm長、真鍮の丸棒 の両端にいわゆるモンキーやボックスレンチが使える様な加工を 指示する場合、実線で示す部分の具体的な寸法計算で何か資料はありませんでしょうか。 学生時代以来、数十年ぶりですっかり忘れていますので わかりやすいご教授よろしくお願いいたします。
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添付画像の様な寸法では如何でしょうか。 基本的な寸法は、M3の六角ボルトの内、JIS B 1180 付属書のものを参考にしていますが、対面を設けている部分の長さは、切り欠きの角Rを避けるために、M3ボルトの頭の厚みよりも、0.2mm長くしています。 対面幅は5.5mmで、上の寸法許容差が+0、下の寸法許容差が-0.2です。 尚、添付画像の図は、CADで描いたものではないため、図形の尺度は正確ではありません。 又、寸法値も、使用しているツールでは、数値を傾けて表示する事が出来なかったため、やむを得ず横か縦の2通りで記入していますが、実際の図面では、矢印に平行に数値を記入しなければなりません。(別のやり方もありますが、なるべく矢印に平行に記入する方法を使用した方が良いです) それから、今回はやむを得ず寸法線を交差して描いていますが、可能な限りは寸法線は交差させるべきではありません。 後、材質が真鍮というだけでは、どの種類の真鍮なのか判りませんから、添付画像の図では合金を指定する番号を、仮に四角で表していますが、実際にはどのC番号の銅合金を使用するのか、指定する必要があります。(但し、原材料としての丸棒の規格を別の方法で指定した場合は、その限りではありませんが) 処で、直径が6.0mmだと、M3のボルトの頭の対角線長よりも、やや小さい直径になりますが、その様な細い部品に対して、本当にスパナやボックスレンチを使用なさるのでしょうか? 余計な御世話かも知れませんが、他にも、径の太いハンドルをピンで固定する方法や、上面に溝を切って、マイクロドライバーで回す方法もあると思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 対面幅5.5がJIS B 1180 付属書からという流れを欲していましたので的中です。 またご指摘ありがとうございます。 実のところ何かの部品ではなくトルク実験のため丸棒の同軸上に均一に回転を 与えるための手段を考えています。