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氏神さま 教えてください

最近、神社めぐりをするようになりました。各神社でお札をもらってくるのですが神棚の一番前が 伊勢神宮のお札を入れることはわかったのですが2番目に氏神さまを入れると聞きました。 その氏神様ですがある人にいわせると家の近くの神社で不動だとききました。またある人にいわせると自分で氏神様をきめればよいという人もいます。どちらが正しいのでしょうか。 また家の近所の神社は小さいためかお札がどこでもらえばよいのかわかりません。 宜しくお願い致します。

みんなの回答

回答No.2

かつて神の領域だった1つの思想(物理学と矛盾しないもの)が、 現代では、量子力学までも進み、神を信じる必要性は薄らいでいます。 「環境認識工学」で検索すると面白いですよ。 また「アリ型進化」でも検索するといいでしょう。 社会進化の移行期が現代だとわかります。

  • michael-m
  • ベストアンサー率50% (2724/5433)
回答No.1

氏神というのは元々藤原氏とか秦氏とかいう「氏族」の先祖であったり崇敬する神の事です。 荘園の時代、荘園に住む農民も支配者である氏族の氏神を崇敬するようになりました。 藤原氏などは先祖神ですが、秦氏や中世以降の源氏の八幡神などは崇敬神を氏神としています。 つまりどっちも正解です。 それが「住んでいる土地の神様」という解釈に変わっていったのです。 鎮守というのは、その土地の平安、豊作などを願って勧請され祀られたものですから、ちょっと意味合いが違います。(或いは古代より祀られている神、その土地に降臨した神など、これも様々ですが、多くは開拓の神、狩猟の神、開墾に際し力を発揮する神などです。) でも、これもその土地に祀られているので、現代では大きな差はなくなっています。 謂れや歴史で替わるくらいです。 ということで、基本的には住んでいる土地の神様が氏神となります。 条件を定めず「氏神」といったら、今住んでいる土地に祀られている神様(祭礼の中心となる神社)と思って下さい。 しかし、江戸時代までとは異なり、現代では生まれた地と育った地、住んでいる地が変わる場合も多くなっています。 そこで一般的に、住んでいる土地の神様を氏神、生まれた土地の神様を産土神(うぶすな)と呼ぶ事も多いです。さらにこれ以外で、自分が崇敬する神様「崇敬神」と言うものがあります。 神社庁の見解は、あくまで一宗教団体の見解です。神道は神社本庁の神社神道のほかにも数多くありますし、神社本庁そのものが戦後に設立されたものです。それに神社神道では神職における儀礼は規定していますが、一般人に対するものは、此れを拡大解釈した「見解」でしかありません。 例えば、現代でも氏族の末裔はいらっしゃり、この方達にとっての氏神は、あくまでも自分の血族の先祖や崇敬神ですから、神社本庁が一般的に解説している内容とは異なってきます。 つまり神社本庁が必ず正統というわけではないのです。 従って、秦氏や中世の支配者のように、崇敬神を氏神としても構いません。 祀り方も・・・例えば一社式で祀る場合、神社本庁は一番手前に天照大神を持って来ますが、最後尾に祀るというところもあります。偉い神は後ろという事ですね。天孫降臨でも先頭は道開きの神、ニニギは後ろです。 道開きの土地神(国津神)を先頭に、天照大神は中、従う天津神はその後ろという解釈をする人も居ます。 複数の新札を横に並べる三社式や五社式でも中央に天照大神を祀る場合と端に祀る場合があります。これも様々な理由によるもので、正解はありません。 特に明確な規定というものはないので解釈は自由ですが、逆に自由である事を知らない人の方が多いので注意しましょう。 例えば崇敬神を氏神とした場合、住居地の祭礼寄付などで、「自分の氏神は別だから」なんて言っても、殆どの場合、相手は理解することができません。 神道にはお仕着せの教義がありません。つまり、自分の考え(信仰形態)をしっかり持てという事なのです。

1956-814
質問者

お礼

早速の解答ありがとうございます。とても参考になりました。 わかりやすかったです。本当にありがとうございました。

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