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伊勢講と氏神神社 御札

地区では1月に伊勢講の「お当渡し」を公民館で行い、その後、天照皇大神宮の御札(祠)や天照大御神の掛け軸等を当番の家で1年ごとにお祀りしていますが、当番の家ではなく氏神(八幡宮)でお祀りしてはいけないのでしょうか。

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  • michael-m
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回答No.2

昔、村の神様を祀るのは神主ではなく、村の当番でした。今の神職の役を輪番で行なっていたのです。 後に多くの村では村長(むらおさ)が中心となり、輪番制で神様を祀り、一年の終りにその家で直会を行なって、次の当番の家に神様を送るという風習がありました。 神事を専門の神職が行うようになったのは後の時代であり、神社の神主が任されるようになったのは明治に近くなってから、更に神職というのが資格専門職になったのは明治以降です。 今でも神社本庁に因れば、「厄年」というのは実は「役年」であり、この輪番や村の仕事を受け持つ「役」を受ける歳になったら生活を改めて言動を慎む為に祓えを受ける事を言うと説明しています。 今でも伊勢の神様に限りませんが村の神様、或いは神仏習合の時代に仏様や観音様に変化もしていますが、仕組みは同じです。 また単立神社の中で町や村の有志などに管理されている神社では、神事こそは近所の神主に依頼しますが、管理は輪番制という地域もあるようです。 多分ですが、本来は直会を当番の家で行なっていたものが公民館に替わったものでしょう。 従って古来よりの風習が残っているという事だと思いますので、善い悪いではなく、あくまでも住民の総意で決まる事です。

その他の回答 (1)

回答No.1

天照大御神は神の総帥ですから、どちらの氏神様でお祀りしても良いのです。 でも地区によって神守りの家が当番でお祀りする所もあるようですね。 これは、それぞれの地域の昔からの習慣ですから、それに従えば良いのじゃないでしょうか?