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インフレターッゲト政策について
現在のデフレスパイラルについて、インフレターゲット政策がささやかれていますが、これは、インフレにすると考えていいのですか? インフレターゲット政策の、内容、具体的な政策の例などを教えてください!また今回の自民党の総裁選挙との関わりもあるのでしょうか? お願いします。
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インフレターゲット政策はインフレにすることをねらった政策ではもちろんなくて、インフレ率を事前に公表した水準(たとえば5%)に固定することを目標にする政策です。元々インフレターゲット政策は高いインフレに悩む国が現在より大幅に低いインフレターゲットにコミットすることでインフレを抑えることをねらった政策です。人々はこれまでの経緯から高いインフレ率を予想しますので、、労働者は賃上げを要求し、商店は高い価格をつけ、結果として人々の予想するインフレ率が実現してしまいます。政府が「どんなに景気が悪くなろうとインフレ率が5%になるまで金融引き締めを続ける」と公約し、それを人々が信じた場合、労働者は5%程度の賃上げで満足するでしょうし、ビジネスは5%程度のインフレを見込んで価格を競っているするでしょう。その結果実際のインフレ率が5%近いところに収束することになります。 日本の場合インフレとデフレを、金融引き締めと金融緩和を入れ替えたものになるだけです。この目標を達成するための手段は他の方もおっしゃるようにこれまでとってきた金融緩和政策と変わりませんが、公表したインフレ率が日銀の最優先課題となるので、他の問題(金融引き締めと違ってあんまりいい例を思いつきませんがたとえばバブルの再燃懸念とか年金生活者の困窮とか。。。)がどうあろうともインフレ率5%を達成することを優先することになるので市場のインフレ期待は5%に収束するであろうというのが政策のポイントです。
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- TANAKA1942b
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具体的な数値目標を出すこと インフレターゲットを主張する人の意見では、「日銀が具体的な目標を発表することによって、市場は、日銀が本気だ、と理解する」と言います。景気とは多分に心理的な面もあり、それも一理あるでしょう。しかし以前テレビで中谷巌氏が言っていた「年間3%などという微妙な数字にコントロールするのは不可能」に説得力があると思います。例えば「年間10%から20%の範囲内」程度の大雑把な数字なら可能でしょうが。やはり日銀が言う、「消費者物価指数(全国、除く生鮮食品)の前年比上昇率が安定的にゼロ%以上となるまで継続することとされている」でいいと思います。でも日銀は万能ではありません。馬を水飲み場に連れて行くことはできても、水を飲むかどうかは、企業・金融機関次第です。通貨流通量が増えるかどうかは民間企業の経済活動、将来をどのように見るか、そのような心理的な面もあるようです。私は現在の日銀の政策、それなりの効果をあげていると考えています。つまり日銀に出来るのはこの程度、あとは民間企業次第なのでしょう。
- altctrldel
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インフレターゲットについて下記のURLに詳しく 説明があります。 #1の方の回答のように日本でも数値目標を設定する こと以外はすでに行われているようです。 今まで、何度も金利を下げ、量的緩和もやってきた けれどあまり効果はなかったです。 数値目標を設定しても効果は?どうでしょう。
- stones
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インフレターゲット政策は、現在のデフレを払拭し、物価を上昇させると いう点では、現在の経済政策と変わりません。違いは、ターゲットつま り数値目標を設定するという点です。 数値目標を設定すれば今まで日銀が行っていた、政策以上のことをしなけ ればなりません。特に、物価に直接影響するようなア政策を打つ必要が出 てきます。 物価があがるということは、基本的にモノの需要が高まり、供給が追いつ かないということですから、たとえば、日銀がパソコン・衣類など、様々 な商品をたくさん買うとか、国民にお金をばら撒いてたくさん買い物をし てもらうなどが考えられます。 でも、今まで、インフレターゲット論は日銀の反対などもあり、実現でき ずにいました。今後、ターゲットだけ決めても景気がよくならない限りは 難しいような気がします。