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0オーム抵抗の断線
家電の部品が故障して原因を調べて貰ったところ パターン上の0オーム抵抗が断線していたとの事でした、 0オーム抵抗なので発熱とかで切れると思えないのですが なぜ切れることがあるのでしょうか? 電子部品の知識が無いので教えてください。
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チップ抵抗の0Ωが断線では無く、焼損していた筈です。 >パターン上の0オーム抵抗が断線していたとの事でした、 回路的に大電流が流れると、ヒューズ抵抗の代用で0Ω抵抗が焼損(溶断)して、パターンや周囲回路が巻き込まれて大規模な範囲の焼損を防いでいるのです。 負荷が重過ぎたり、回路部分の部品が故障したりして大電流が流れると、稀に0Ωチップ抵抗が焼損します。 家電の入り口には通常のヒューズがありますが、電子回路の規模が大きくなったため、主要回路部分のDC電源ライン部分に0Ωチップ抵抗を挿入しています。 0Ω抵抗でも許容電流容量があり、大電流が流れると発熱して焼損します。 テーブルタップの電線でも、負荷の重い機器を多数接続使用すると、ほんのり熱くなる現象を経験されていると思いますが、銅線でも0Ω抵抗でも許容電流を超えると発熱して温度上昇の許容範囲を超えると焼損します。 0Ωに近いが低い抵抗値があるので、電流が流れると電圧降下して発熱するのです。 家電の使用中に過負荷が掛かったか、0Ω抵抗の後の部品が故障したのではと判断されます。
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- tance
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再度tanceです。 電気的でなくても壊れると回答しましたが、それは間違いではなくても やはりKEN_2さんのおっしゃるとおり、電気的に焼き切れた可能性が 高いと思うようになりました。 家電などのコストの厳しいものではむやみに0Ωの抵抗など使わない と見るのが妥当です。0Ωの抵抗というのは、設計時に抵抗が必要と 思って入れたが実際はいらなかった、という時に使いますが、それは 試作レベルでの話しです。 市場に出ている家電では、そのような「出た所勝負」的な回路は無いと 思われます。 そこで、訂正です。 機械的にも壊れますが、ヒューズ抵抗の役目を持っていたと考える のが妥当です。
- tance
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市場での抵抗などの部品の断線は必ずしも電気的に起こるとは限りません。 振動がある環境では、特定の周波数の振動が特定の部分に大きな ストレスを与えることがあります。全く通電しなくても輸送などで壊れるのは これが原因のことが多いようです。 最近は可能性はとても低いですが、部品としての製造不良も考え られます。 半田自身もクラックが入ることがあります。(特に無鉛はんだ)
お礼
たしかに部品自体が不良品だったと考える事もできますね。 ありがとうございました。
0オーム抵抗といっても完全に0オームでなく 微小な抵抗値をもつので 大電流を流せば電圧降下により発熱・断線します。 部品単品の仕様として定格電力も記されています。 また、想像ですが、 電流が流れる導線の断面形状、触れている部材によって 熱が逃げる具合や溶解する温度が異なると思われますので、 電流経路のすべての電気抵抗が均一だとしても「切れ易い箇所」が生じると思います。 なので >なぜ切れることがあるのでしょうか? 大電流が流れるなら切れる可能性はあります。 ただし、その0オーム抵抗器に大電流が流れるのが正当なのか、は メーカーの設計次第なので部外者には判断できません。
お礼
なるほど、やはり発熱で断線したと判断するのが妥当ですね。 ありがとうございました。
お礼
わかりやすいご説明ありがとうございました。 これで説明してみます。