- ベストアンサー
0オーム抵抗とは?
- 0オーム抵抗とは、電子部品の一種であり、抵抗値が0オームである特殊な抵抗です。
- 一般的な抵抗がある程度の抵抗値を持つのに対し、0オーム抵抗は実質的には抵抗を持っていない状態です。
- しかし、電子部品実装機などでの利用や回路の設計上の要件によっては必要な場合もあります。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
> 0オームならジャンパー線でつなげばいいし、必要無いのではと思いました。 > 電子部品実装機で使うとき必要なのでしょうか。 まさに、そのための部品です。 私の部署では「0オーム」ではなく、「ジャンパ抵抗」と呼びます。 0Ωといっても、「50mΩ以下」の定格のものが多いようです。 以下のような使用例があります。 (1) 回路の切り替え ・製品Aは端子Xを+5Vに接続し、製品Bは端子Xを+5Vに接続しない ・製品Aは端子aを+5Vに接続し、製品Bは端子bを+5Vに接続する ・製品Aは端子Xを+5Vに接続し、製品Bは端子Xを0Vに接続する などの場合、両者はこれ以外に差異がければ、プリント配線板を個々に製作しないで、同一のものを0オーム抵抗の実装で作り分けるために使用しました。 プリント配線板の共用(投資、管理費の低減)を目的とし、ジャンパ線よりも実装コストと信頼性に優れます。 (2) スイッチの代用 前項の例は、ジャンパ線ではなくスイッチを使用しても目的を果たせます。 ビルトインで、製造後絶対に切り替えることがない、または切り替わってはいけない場合にも、使用します。 その他、アイデア次第で、違う用途があるかもしれません。
その他の回答 (3)
こんにちわ。0オーム抵抗は1/4W以外の他に、1/6Wや1/8W、面実装タイプなど色々あります。これを使う上ではコスト高になりますが、目的は他の方が言われるほかに、「見栄え」、「誤挿入防止」、「基板内のランドの渡り」なども考えられ、特に「ランドの渡り」目的に使用している傾向が多いようです。実際に使用したことはありますが、私の場合殆どの目的は、「これ以上ランドを増やせず、どうしても渡りが必要なところ」に使用することがごくたまにあります。
お礼
こんにちは。ご回答ありがとうございます。 1つ2つ作るのならいいのですが、量産の場合には0オーム抵抗は「ランド」に関して有効ということだと思います。 このたびはありがとうございました。
こんにちは 私は、0オーム抵抗をヒューズ代わりに使っています。
お礼
ご回答ありがとうございます。 0オーム抵抗をヒューズ代わりに使うという内容が、私にはよくわかりません。0オーム抵抗は切れないのではないのですか。それとも例えば1/4Wの0オーム抵抗をそれ以上のW数を流すと切れる(壊れる)ということなのでしょうか? 申し訳ありません。
0オームは回路設計検討上非常に便利な物で例えば抵抗、コンデンサ等を付けるべきかどうか迷っている場合とりあえず0オームとしておいて回路検討をするわけです。こうすると部品を新たに取り付けるためパターンを切って取り付けるといった危険なことが少なくなるわけです。結局時間的、費用的にもこれが有利なことが多いです。また本番の基板であっても問題が起きそうな所はこのようにします。
お礼
このたびは、早速のご回答ありがとうございます。 私は回路のパターン設計をしたことがないので、内容を見て、なるほどと思いました。確かに後で部品を追加できるようにしておくと便利ですね。
お礼
ご回答ありがとうございました。 プリント配線板の共用(投資、管理費の低減)等「なるほど、なるほど」と思いました。量産対応に関する「プロの知恵」という感じですね。