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表現力について
歌や楽器などを演奏する時に、表現力というものがありますよね。 それは何ですか? 聞いていて何かが思い浮かんでくるっていうことですか? 感動するってことですか? また、表現力をつけるにはどうすればよいのでしょうか? 具体的に教えていただけると嬉しく存じます。 基本的なことかもしれませんが、 どうぞよろしくお願いいたします。
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>聞いていて何かが思い浮かんでくるっていうことですか? >感動するってことですか? それは違うと思いますね。 演奏家がどう考えるかの問題ではなく、聴き手に何かを「感じさせる」表現が出来るか否か、ということだと思います。 これには、演奏家がどう表現(演奏)したいかの意図が聴き手にありのままに伝わるという場合に限らず、演奏家の意図を超えて聴き手に何かの感情を起こさせるという場合もあると思います。 その「何か」というのは、何かの映像や状況が思い浮かぶというものだけではなく、単純に聴き手を興奮させるだとか穏やかにさせるといった感情的なものだったり、演奏の観点からどう強弱やテンポや間合いを取るかの判断だったり、過去の演奏家の演奏に比べてどう違うのかという学術的な相対論だったりします。 そういったことにおいて際立った表現が出来る場合に、「表現力がある」と言わたりしますね。 でも演奏者というのはなかなか自分の演奏を客観的に観れないものですから、自分の演奏の「表現力」を判断するのは難しいですよね。 そこで方法の1つとしては、音楽で信頼できる人に自分の演奏を聴いて貰い、どこをどう表現すれば良くなるか客観的にアドバイスして貰うということ。 それから、自分の演奏を録音して自分で聴くのも1つですね。それを聴いた時に「ここの部分はもっとこう演奏した方がいい」と思ったりすると思うので、それを足がかりに表現力を磨きます。 あるいは、他人の演奏を聴くということも効果的だと思います。素人でもプロの名演でもいいですから、そこから「ここのこういう演奏のし方は取り入れたい」とか「この部分は自分はもっとこうしたい」といったことを見つけて、表現力を磨いてみては。
お礼
ありがとうございます。 よくわかりました!!! 表現力、頑張って磨いていきます