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電場と電位の関係式について
- 電場と電位の関係式についての疑問について詳しく教えてください。
- 電位差と電場の関係について理解しづらい点があります。説明お願いします。
- 電場と電位についての公式について、マイナスがつく理由がわかりません。教えてください。
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こんにちは。 最後の3行だけにお答えします。 >>>一種の公式であるE(↑)=-gradVにマイナスがつく理由がよくわかりません. V(電位)は、地図でいえば標高です。山を登る方向がプラスです。 一方、E(電界)は、地図でいえば等高線の狭さ、つまり、坂の勾配です。 物体を頂上に近づこうとさせると、上り坂に妨げられます。 また、坂の途中に物体をそっとおけば、坂道を下る方向に転がります。 これは、(山頂に)固定されたプラスの電荷に対して、ほかのプラスの電荷を近づけたときに、斥力を受けることと同じです。 つまり、プラス同士だと斥力が働くというのが、マイナス符号の意味です。 坂を登る進行方向と、転がり落とそうとされる方向は逆方向ですよね?
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- hitokotonusi
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力学の内容をおぼえていますか? 位置エネルギー(ポテンシャルエネルギー)は物体を動かしたときにされた仕事の符号を変えたもので定義します。式で書けば位置エネルギーをUとして U(B)-U(A) = - W(B,A) = -∫[A->B] F・dx (F、dxはベクトル) 一方、運動エネルギーKはその差が仕事に等しいので K(B)-K(A) = W(B,A) ポテンシャルにマイナスをつけて定義したおかげで、上の二つの関係から K(B)-K(A) = W(B,A) = - [ U(B)-U(A) ] = -U(B) + U(A) すなわち K(A) + U(A) = K(B) + U(B) という、力学的エネルギー保存則が使えるようになるわけです。 ここまでよろしいでしょうか? >E(↑)=-gradV という関係でマイナス符号をつけるのは上のポテンシャルの定義に従ったものです。 上の位置エネルギーの定義を微分することで F = - grad U が導かれます。 電場Eの中に電荷qがおかれた場合qEはその電荷に働く力、qVは位置のエネルギーになりますから、両辺にqをかけた qE(↑)=-grad(qV) はまさに F = - grad U という関係にほかなりません。 つまり、マイナス符号は力学で習う位置エネルギーの定義と合致させるために必要だということです。
お礼
回答をしていただきありがとうございました。
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