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全微分可能性の厳密な理解と証明方法
- 全微分可能性の厳密な理解とは、関数がある点において全微分可能であることを示す定義です。
- f(x,y)=√(1-x^2-y^2)の原点での微分可能性を証明する際には、関数を点(a,b)の周りで一次近似する最良の平面を求め、その誤差εが0になることを確認します。
- 具体的には、誤差εがベクトル((x-a),(y-b))の絶対値√((x-a)^2+(y-b)^2)より先に0になれば微分可能であるという条件を満たすかどうかを確かめます。
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izayoi168さんが#1補足でされていることは、たぶん「fを線型写像で近似したい(一次近似する最良の平面を求めたい)」とうい動機で全微分を開始して、結果としてヤコビ行列を得た…ということだと思います。 参考URLは、Wikipediaの「ヤコビ行列」です。ここに微分可能の定義が載ってますが、貴方の全微分可能の定義はm=1の場合だと思います。
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- jmh
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> 一次近似する最良の平面はf(a,b)+fx(a,b)(x-a)+fy(a,b)(y-b) > 例えば、「(a,b)で2つの偏微分係数を計算できれば、その曲面?を一次近似する最良の平面も発見できる」と言っていますか?
補足
先ずは、ご回答ありがとう御座います。 曲面やら接平面から考えると良く解らなくなりますので、方向性を変えてみました。 関数f(x,y)において、点(a,b)から点(a+h,b+k)に移動した際の変化量ΔfはΔf=f(a+h,b+k)-f(a,b)である。 この時、h及びkに関係なくf(a,b)によってのみ定まる定数A,Bが存在し、 Δf=f(a+h,b+k)-f(a,b)=Ah+Bk+ε√(h^2+k^2) , lim[(h,k)→0] ε=0 ならば全微分可能といえる。 この時、k=0としてbを固定すると、 Δf=f(a+h,b)-f(a,b)=Ah+ε|h| , lim[(h,k)→0] ε=0 ∴A={f(a+h,b)-f(a,b)}/h-ε(|h|/h) つまり、A=fx(a,b)…偏微分 同様にh=0としてaを固定すると、B=fy(a,b) 以上より、Δf=f(a+h,b+k)-f(a,b)=fx(a,b)h+fy(a,b)k+ε√(h^2+k^2) 変形して、ε√(h^2+k^2) =f(a+h,b+k)-f(a,b)-{fx(a,b)h+fy(a,b)k} ε={f(a+h,b+k)-f(a,b)-{fx(a,b)h+fy(a,b)k}}/√(h^2+k^2) , lim[(h,k)→0] ε=0 の条件下で全微分可能// という考え方はどうでしょうか? お手数をお掛けいたします。
お礼
ヤコビ行列、参考になります! これで理解が進みそうです、有難うございました!