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仏教について教えて下さい。
仏教系の本を読んでいて、「生ずれば生ず、滅すれば滅す」 というような言葉があったのですが(うろ覚えなのですが) その時は理解できず、頭の隅に置いていました。 しばらく経ってから、「あれはとても重要な言葉だ。」 と思い図書館に行ったのですが、貸し出しの履歴は無いと言われ、困っています。 ネットで調べたのですが正確には 「此れあれば彼れあり、 これ生ずれば、かれ生ず。此れなければ彼れなし、これ滅すれば、かれ滅す」 という言葉のようです。 素人が理解できるような易しい内容だったと思います。 どのような本に書いてあるか、分かる方いらっしゃいましたら教えて下さい。 宜しくお願いします。
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これは仏教の教えの根幹をなす教えなので、仏教の専門書籍ならほとんどの本で説明されています。 書店の宗教書のコーナーへ行って、仏教書を手にすれば大体どの本でも説明しているので購入すると良いでしょう。 中村元先生の著書をお勧めします。
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- nontro_08
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創価学会に所属する者です。 涅槃経巻十四に、こういう話があります。 釈尊が過去世に雪山(せっせん、ヒマラヤ山脈のこと)で、「雪山童子」という名で仏道修行をしていた時のことです。童子は、仏法以外の教えには深く通じていましたが、仏法は一度も聞いたことがありませんでした。そこで、帝釈天は、童子の求道心を試すために羅刹(=鬼)に化身して現れ、過去仏の説いた偈の半分(諸行無常・是生滅法〈一切の物事は無常であり、生滅を繰り返している〉)を述べます。これを聞いた童子は大いに喜び、残りの半偈を聞きたいと羅刹に懇願します。すると羅刹は、「温かい人の肉を食べなければ、残りを言う力が出ないのだ」と言います。そこで童子は自分の身を羅刹に与えることを約束します。すると羅刹は残りの半偈(生滅滅已・寂滅為楽〈生じたり滅したりすることが終わって、静寂となる安楽の境地を得る〉)を説きます。そして、この言葉を心に深くとどめ、また他の人々のために、この偈をいろいろな所に書いた後、高い木に登り、羅刹に向かって身を投げます。すると、羅刹は帝釈の姿に戻り、童子の体を受けとめて、一切の天人とともに童子を礼拝し、真の菩薩であると、その求道心を大いに讃えました。 自分の身命を捨てても法を求めていく、深い求道心と実践あってこそ、大きな福徳を自身の生命に積むことができるということです。 この「生滅滅已・寂滅為楽」が、質問者様の言う「生ずれば生ず、滅すれば滅す」にあたるのかは、ちょっと自信がありませんけど、参考までにお示しします。 参考図書は、他の回答に委ねますが、涅槃経巻14は『大正新脩大蔵経』という書物の十二巻449ページに掲載されているそうです。これはかなり専門的な書物のようです。
お礼
ありがとうございます。参考になりました。
お礼
参考にさせていただきます。ありがとうございました。
- QES
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「縁起の法」のことですね。 これ有れば、かれ有り これ生ずれば、かれ生ず これ無ければ、かれ無し これ滅すれば、かれ滅す 生があるから病・老・死があり、生がなければそもそも病も老も死もありません。 つまり世の中は絶対的なものがあるのでなく、それぞれが依存して関連しあって相対的に成り立っているという釈尊の悟り(の一つ)です。
お礼
もし有名な解説書であればどなたか知っているのではないかと思い、質問させていただきました。 ありがとうございます。
補足
はい、縁起に関しては おっしゃる通りで、僕もそのように認識しております。 それが素人向けのどの本に書いてあったのか? どのような本に書いてあるのかを知たかったのです。
- Yodo-gawa
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B8%81%E8%B5%B7 ここを参照しましょう。
お礼
.>ネットで調べたのですが正確には >「此れあれば彼れあり、 >これ生ずれば、かれ生ず。此れなければ彼れなし、これ滅すれば、かれ滅す」 >という言葉のようです。 というのは、ここにwikipediaで知りました。 ありがとうございます。 説明足らずで失礼しました。 僕が読んだであろうに素人向けの本はないでしょうか?
お礼
中村元先生のスッタニパータ を買いました。ありがとうございます。
補足
探していた本が見つかりました。絶版になっていたのですが、 菅沼晃という方の「釈迦のことば」と、いう本にほぼ間違いないと思います。 ありがとうございました。