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敬語の「お」の使い方について
ちかじか日本語能力検定を受けるアメリカ人の友人から、つぎのような質問を受け、答えられずに困っています。 Why is B wrong? Why is A right? A) 今から映画が始まりますから、どうぞさいごまでお楽しみ下さい。 B) 今から映画が始まりますから、どうぞさいごまでお楽しんで下さい。 よろしくお願いします。
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「下さい」には2つの形があります。 (A)名詞+下さい (B)動詞テ形+下さい (A)を更に丁寧に言うときには名詞に「お」または「ご」をつけます。 (C)「お」+名詞+下さい (B)は動詞なので「お」がつけられません。 (C)の例では お手伝い下さい。 ゆっくりとお遊び下さい。 (B)の例では 手伝ってください。 ゆっくりと遊んで下さい。 なお「手伝ってください」より[お手伝い下さい」のほうが、丁寧な表現になります。 (B)、(C)の形はよく使われますが、(A)の例「手伝い下さい」はあまり実際には使わないかもしれません。
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- cxe28284
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A)どうぞ最後までお楽しみください。どうぞ最後までごゆっくりお楽しみください。 と言ういい方は何かの催事などに良く使われる慣用の挨拶だと思います。 楽しみ 名詞 な形容詞(形容動詞)の連用形この場合こちらに該当すると思います。 また、楽しむと言う自動詞の連用形でもありどちらも該当する。 黄色い線の内側にお下がりください。 パスポートをお見せください。 あちらのバスにお乗りください。 どうぞこの手紙をお読みください。 B)どうぞ最後までお楽しんでください。 どうぞ最後まで楽しんでください。だったらあっています。 動詞のて型にはおをつけて使いません。 どうぞ最後まで私の云う事を聞いてください 皆さん喜んでください。 そんなに笑わないでください。
- kagawa406
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”映画がはじまります ごらんになってください” 「どうぞ」「さいごまで」は意味がありません。 懇願しているのか強要しているのかが意味不明ということになります。
お礼
早速、回答いただきありがとうございました。動詞には、「お」がつけられないという説明はわかりやすくありがたいです。 早速、友人に伝えようと思います。12月6日が日本語能力テストとのことで、本人もがんばって勉強中のところです。 大変お世話になりました。