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雨月物語の青頭巾
雨月物語の青頭巾のことで質問があります。 主人公が被っている頭巾はなぜ青色なのですか? 赤頭巾でも黒頭巾でも違いない気がするのですが… なにか理由があるのですか?
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質問者が選んだベストアンサー
「えしき(壊色)仏教語 (青・黄・赤・白・黒の五正色を避けて、他の不正色で染壊するからいう)袈裟(けさ)の染色として制定された木蘭色(もくらんじき)」(「広辞苑」) 快庵禅師の頭に被(かず)いている「紺染(あおぞめ)の巾(きれ/ずきん)」は、そんな「壊色」に則った僧侶のかぶる青頭巾とされています。 この青頭巾には「仏法に救いを求める人物が、青衣をまとう姿で形象される、青衣得脱譚の伝承がある。」(「雨月物語」高田衛他校注)
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- pu2pu2
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回答No.2
文中では「藍染の頭巾」となっていますので、その土地で造られた物と言う事も考えられます。 あくまで私の推測でしか有りません。ごめんなさい! あちこち関係文献ひっくり返して見ましたが、それに付いての記述は有りませんでした。
質問者
お礼
関係文献まで見てくださりありがとうございます! 参考になりました。
- 莽翁寒岩 一笠一蓑一杖(@krya1998)
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回答No.1
主人公って、どちらですか? 鬼と化していた元のご住職さんですか、お救いになられた遍歴の禅僧ですか? 昔の青って今の青ということもできませんからね。 その辺から受け取ることも必要だし、偶々青い生地が手に入ったのかも知れませんし、僧侶はそういう色の青を頭布としたのかも知れませんね。 青という字(ことば)から今のイメージで受け取ると食い違いがあると存じます。
質問者
お礼
回答ありがとうございます! お祓いをした方の僧のことです。分かりにくい書き方で申し訳ないです。。 参考になりました!
お礼
回答ありがとうございました! 注までつけて下さり大変参考になりました。