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庄司薫さん四部作の順番
今更ですが庄司薫さんの「赤頭巾ちゃん気をつけて」を読んで大変面白かったので、四部作残りの三つ、「白鳥の…」「…黒頭巾」「…青髭」も読みたいのですが、この三つはどういった順番で読めばいいのでしょうか。 赤→白→黒→青 と書いてあるサイトと 赤→黒→白→青 と書いてあるサイトがあり 迷っています。 しょうもない質問ですが、シリーズ物は順番に読みたい神経質なタチなので、読んだ方教えてください。 それとも、「赤頭巾ちゃん…」を読んだあとは、どれから読んでもいいように出来てるんでしょうか?
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赤→黒→白→青が正解です。 この順に読んだ方が解りやすいでしょうね。 ■庄司薫 (1937― )小説家。本名・福田章二。東京に生まれる。日比谷(ひびや)高校を経て、東京大学文科二類に進学。在学中の1958年(昭和33)、『喪失』が第3回中央公論新人賞を受賞した。翌年に発表された『封印は花やかに』とともに、独自の構成力と筆致が評価され、大江健三郎、石原慎太郎、有吉佐和子らと並ぶ新進気鋭として注目されたが、以後10年間、文筆を離れる。65年、『赤頭巾ちゃん気をつけて』により、第61回芥川賞を受賞。荒々しいことばが飛び交い、不断に態度決定を迫られる政治の季節にあって、「やさしさ」に新たな価値をみいだし、等身大のナイーブさを失わず彷徨(ほうこう)する主人公「薫くん」の告白体で綴(つづ)られた自分探しの物語は、当時の若い読者に大きな反響をよんだ。以後、「薫くん」シリーズとして、『さよなら怪傑黒頭巾』(1969)、『白鳥の歌なんか聞こえない』(1970)、『ぼくの大好きな青髭(あおひげ)』(1977)が書き継がれることになった。そのほか、現実の社会に迎合せず、マイペースで「自分らしさ」を育てることを勧めた青春論『狼なんかこわくない』(1971)、身辺の小宇宙に眼(め)を凝らし、人の営みのかけがえのなさを綴ったエッセイ集『バクの飼主めざして』(1973)、『ぼくが猫語を話せるわけ』(1978)、『家族としての犬と猫』(1987)などがあり、マネーゲームと情報洪水に明け暮れる第二次世界大戦後の日本のありかたに対する批判の姿勢は一貫している。夫人はピアニストの中村紘子(ひろこ)(1944― )。〈金井景子〉 (C)小学館スーパーニッポニカ百科事典
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- dulatour
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主人公の「薫」くんの成長ということを考えれば、 赤→白→黒→青 でしょうか。 シリーズではありませんが、「喪失」も読むと、このシリーズで何を庄司薫氏がいいたかったのか、分かりますね。
お礼
なるほど、そういった読み方をすると赤→白→黒→青になるのですね…。深いです。。。 早速のご回答ありがとうございます!参考になりました。
お礼
発行順では赤→黒→白→青なんですね。 早速のご回答ありがとうございます。バイオグラフィまで引用していただいて、とても参考になりました。