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寺山修司のような短歌
寺山修司のように、虚構(フィクション)を好んで歌った歌人を探しています。 特に人生や生活の中の「私」からの解放を感じられる作品が良いです。 お勧めがありましたらお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
少し方向性は違いますが、 春日井 健 などいかがでしょうか。特に初期。 寺山修司と同人誌『極』を発行していた歌人の一人です。 ちなみに、同人には塚本邦雄、岡井隆が加わっていたと思います。
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- sosdada
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回答No.1
山上憶良。高級官僚という「私」から解放され、虚構の庶民の心情を詠んだ。 藤原定家。昔の栄華は望むべくもない(でも食うには困らない荘園持ちだが)公家が、見てもいない架空の理想的な風景に浸ってうっとりした。 兼好。公務員の煩わしさと人間関係のしがらみから解放され、わびさびの元祖のようなつましい暮らしと風景を楽しんだ。 実朝。ちょっとお出かけしたときに、怖い母親と母の実家からの重圧から解放され、流行の先端の「新古今和歌集」のような歌を詠もうとした。が、田舎者の悲しさ、できたのはド演歌の「万葉集」っぽい歌だった。 現代の歌人には多すぎるので、「名歌名句辞典」を図書館で読むべし。
質問者
お礼
丁寧な回答をありがとうございます。 名前こそ聞いたことのある歌人ですが、そのような歌を歌っていたとは存じ上げませんでした! 何となく親近感が湧きました。 今は現代の短歌の方に興味があるので、「名歌名句辞典」を読んでみることにします。 ありがとうございました。
お礼
ちょっと読んでみましたが面白そうな人ですね。後の二人も合わせて勉強したいと思います。 ありがとうございました。