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この寺山修司の短歌の意味はなにですか?

寺山修司の わがカヌー さみしからずや 幾たびも 他人の夢を 川ぎしとして きみが歌う クロッカスの歌も 新しき 家具の一つに 数えんとする 海を知らぬ 少女の前に 麦藁帽の われは両手を ひろげていたり この短歌を解説していただけないでしょうか? お願いします!

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noname#194996
noname#194996
回答No.1

>わがカヌー さみしからずや 幾たびも 他人の夢を 川ぎしとして 不安定で夢見がちな青春の孤独とあこがれ。何人もの年上の愛人に次々と寄り添って時に聞いたその夢をほのかに垣間見ては別れたころのやるせなくも愉しかった思い出をたどっているのかもしれません。 >きみが歌う クロッカスの歌も 新しき 家具の一つに 数えんとする 新婚早々の輝かしくも甘い日々。二人で整えた家具は少ないけれど、小さなクロッカスの鉢植えと、それを運びながら君が口づさんだ歌もこの時期の生活を美しく飾るアイテムのひとつ。 >海を知らぬ 少女の前に 麦藁帽の われは両手を ひろげていたり 初恋の少女はまだ山間の町から外へは出ていなかった。少しは旅の経験もある私も少女が訊く海って?という問いに言葉を失い、無意識のうちに大きく腕を広げていた。 寺山修司の初期の著書に出ていた美少年っぽい写真は縁広の麦藁帽でした。 若くして高名になった彼に心酔した時期がありました。 好きな作品です。 ご参考まで。

mushryton
質問者

お礼

すいません回答遅れました! 本当に助かりました!! 学校の宿題で出ていて、しっかり自分で説明できるようになっていなくてはいけなかったのでそのような詳しい説明の仕方で本当に分かりやすかったです。 ありがとうございます!!助かりました!