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寺山修司の・・・
こんばんわ☆ 最近寺山修司にはまりました。寺山修司少女詩集を読んだのですが、その中にある 「なみだはにんげんのつくることのできる一ばん小さな海です」 というのが好きです。これを読んでいてふと思ったのですがこの詩にある海とはいったいどういうものを表しているのでしょうか?みなさんはどう考えられますか? あと、海に関するおすすめの詩やおすすめの詩集(海以外でもOKです!)などないでしょうか?あれば教えてください。 よろしくおねがいします♪
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寺山さんの言葉にはとてもかっこいいものが多く、 私もその『一ばんみじかい抒情詩』は好きなもののひとつです。 小さいものと大きなものの対比が面白いですよね 野暮を承知で言うなら 人間の遠い祖先は魚だったらしく かつては海から生まれ水中に暮らしていたとか。 そのなごりで、人間の涙と海水はとてもよく似た成分だとか。 母の胎内の羊水も海水に似ているそうです。 寺山さんの作品には「母」にこだわったものも多く、 この詩の海も、母なるものの象徴でもあるでしょう。 寺山さんの海と言えば ちょっとさびしい時にだまってみつめる海・・・ 『猫の航海日誌』もおすすめです。
お礼
お返事ありがとうございました。 なるほどーと思わせていただきました。 母なる海とでもいったところでしょうか。 1度「猫の航海日誌」も読んでみます☆