教えていただけませんか。よろしくお願いいたします。
日本語を勉強している留学生です。次は私が書いたものです。中に文法として、誤り他があると思います。日本人の方に訂正していただきます。よろしくお願いいたします。
夏目漱石は日本の有名作家である。そして、彼の文学と思想は中国の文学にも大きな影響を与えた。彼の早期と中期作品には広い社会性と強い批判精神を持っている。晩期の作品には社会性が弱まり、主に知識人の内心世界や個人主義への批判及び人生の真諦への追求などがうつった。
作品『門』は夏目漱石の第一の三部作の終篇であり、『こころ』は第二の三部作の終篇である。この二つの作品は中期から晩期への過度期に書いたものとして、いくつかの共同点と相違点を持っていて夏目漱石の違う時期にある心境をそれぞれのかたちで表した。夏目漱石は作品『門』から『こころ』の創作を仕上げるあいだ、自分の経験や時代の変更から影響を受け、心境が少しずつ変わっていたと見える。作品『こころ』は「先生と私」「両親と私」と「先生の遺書」の三部分になっている。本論文では主に第三部分の「先生の遺書」をめぐって『門』と比較しようと思う。そして、この二つの作品を比べることで、夏目漱石の心境がどのように変化したのかについて述べてみようと思う
夏目漱石の心境は、作品『門』と『こころ』の中に充実に表していた。そして、彼の心境の変化もこの二つの作品を比べることで、はっきりと見えてきた。漱石は『門』においても『こころ』においても最後に心的結果というものが見えなかった。しかし、この二つの作品での倫理性や心の内面へ追究によって、漱石の今後の心境に大きく影響していた。つまり、『門』も『こころ』も夏目漱石の「則天去私」にたどりつくための道となったわけである。