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夏目漱石の『こころ』でKが自殺した理由
夏目漱石の『こころ』で、Kが自殺した理由というのは、一般的に、 □お嬢さんへの恋 □現実と理想のギャップ □さみしさ と言われているようなのですが…。 他に考えられる理由があるとすればそれは何なんでしょうか??
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高校のころ、この話を読んでKの気持ちがすごくわかったと思った。 今はちょっと薄らいできてしまっているので、うまく表現できるかどうか。。。 Kは別に「先生(わたし)」のことも「お嬢さん」とのことも、どうとも思っていなかった。 確かに、お嬢さんのことは少し心にあったかもしれないが 淡い恋心程度だったんじゃないかな。 Kが死んでしまったのは、「自分が死んでも、世界はどうともならない」と思ったからだと当時感じた。 私には漠然とそう言う時期があった。 今、自分が生きているのは自分が自殺してしまったら 悲しむと言うよりは困る人がいる。 だから死なない。 そう考えて過ごした時代がある。 そんなときに、これを読んだからか、Kの自殺は 悲しみも困る人もいないから、ただ死んだんだと思った。 今読み返すと違う答えが出るかもしれないけれど。
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- murachan
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#4です。もう一度「こころ」を読みました。 Kの心の動きについて考えてみたのですが、 ・Kには実家と養家から絶縁されてまで精進したい「道」があった。 ・その「道」を精進するためには、節欲・禁欲はもちろん、恋愛も妨げになると考えていた。 ・Kは、そういった精神と肉体を切り離したような生き方に限界を感じていた。 ・「先生」は、そんなKを思いやって、自分の下宿の「奥さん」と「お嬢さん」、そして自分との共同生活でKの神経衰弱を和らげようとした。 ・Kはお嬢さんを好きになることで、高すぎる理想の道から普通の人への道への転換を図ろうとした。 ・先生へ、「お嬢さんを好きになった」と告白する事で、今までの自分から脱却しても良いか、問うた。 ・しかし、先生から帰ってきた答えは、最悪のものだった。 Kは行き場が無くなって死を選んだのだな、と感じました。
- murachan
- ベストアンサー率26% (49/186)
親友である(と思っていた)先生に、策略の末お嬢さんを奪われた無念が原因だと思います。 裏切られたことで親友を失い、好きな人まで無くしたのでは絶望するのも仕方無いかと感じました。
- 1234512345
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高校の国語の授業でやりました。友達の意見とかなんですけど、主人公(私)への当てつけと答えた人もいました。あとは、自分(K自身)の不甲斐なさという意見もありました。
- sittorituyako
- ベストアンサー率6% (32/459)
私見ですが・・・自分が社会人になってから、有名人に大成しない絶望感が、大学生の現時点で、既に有ったんじゃないかしら。 神経衰弱とかって記述がなかったですか?心の病を持ってる人な設定じゃなかったですか?