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藤沢周平作『市塵』を読んでいたら、新井白石がイタリア人シドッチのほかに
藤沢周平作『市塵』を読んでいたら、新井白石がイタリア人シドッチのほかにスウェーデン人とも交流があったという疑わしい記述がありました。 ツュンベリー(リンネの弟子で長崎オランダ商館づき医師)くらいしか江戸時代に日本にきたスウェーデン人はいないと思うのですが、ほかにもいたのか、白石と交流できた人物に該当しそうなスウェーデン人の候補は誰なのか、あるいは藤沢周平作品の誤謬(参考文献自体の誤謬かもしれません)かわかりましたら教えてください。
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>ツュンベリー…くらいしか江戸時代に日本にきたスウェーデン人はいないと思うのですが、ほかにもいたのか、 『鎖国初期のスウェーデン人たちの日本遍歴/柳沢重也』によれば http://ci.nii.ac.jp/naid/110006406240 新井白石との時代・接点を考慮しなければ少なからずいたようです^^ >白石と交流できた人物に該当しそうなスウェーデン人の候補は誰なのか、 残念ながら現時点では?ですm(_"_)m >藤沢周平作品の誤謬(参考文献自体の誤謬かもしれません)か どうも誤謬ではない可能性もあります。 >白石研究のめぼしい書物にスウェーデンとの関わりが書いているかどうか 「そこで白石の世界圏認識の進展に於いて、その契機となり促進剤ともなった事件を求めると、大凡そ次の様になるであらう。 …(中略)… この他、なほ挙げるとすれば、年時不明であるが、 蘇亦斉(スエーデン)人との面会もある。」 僅か二行とは言え、 新井白石研究者であられた宮崎道生氏の文言だけに重みを感じます。 『弘前大学國史研究(3号) 新井白石の世界圏認識/ 宮崎道生著(弘前大学文理学部)/ 弘前大学國史研究会/25-Feb-1957』 <3下段~4上段/26> http://repository.ul.hirosaki-u.ac.jp/dspace/handle/10129/2564 以上 中間報告まで…って最終報告はまず無理ですが(笑)
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- isa-98
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初めて将軍に謁見したヴィルマンは年代的に早すぎます。 http://kotobank.jp/word/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%B3 無いとは言い切れない所があります。 オランダ東インド会社ではスウェーデン人を傭兵として雇い、その他多国籍であったと言います。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%98%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%AB オランダ東インド会社を徹底的に洗ってから。 と言う事になります。
お礼
江戸時代前期にスウェーデン人が日本に来ていた情報、東インド会社にスウェーデン人がいた情報、ありがとう。
補足
白石研究のめぼしい書物にスウェーデンとの関わりが書いているかどうかはご存知ありませんか?
お礼
研究者論文の紹介ありがとう。