- ベストアンサー
配偶者特別控除について質問です。
配偶者特別控除について質問です。 今年7月からパートで働きだして、年内は103万以内で夫の扶養で働くつもりでしたが、 この調子でいくと、年内130万少し超えるような感じです。 それなら配偶者特別控除からもはずれるし、例えば100万稼いだよりも130万少し超の方が結局は控除の面などから考えると損になるのですよね? 言い方は悪いですが働き損になるような気がして・・・ 面接の時に年内は扶養の範囲内で働きたいです、とは言ったのですが・・・ アドバイスをよろしくお願いします。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
税金の扶養については皆さん思い違いをしています。 配偶者控除や配偶者特別控除は結果としてそれを受けること自体はメリットはあるけれど、それを受けるために働く日数や時間を制限するのでは意味がないということです。 税金が増えるといっても働いた以上に増えることはありません、5万収入が増えたら税金が7万増えるというならそれは働かないほうが良いですよ、でもそんなことはないのです5万収入が増えても税金はせいぜい2万ぐらいしか増えません(質問者の方自身に税金がかかることや夫の控除が減ったりなくなったりすることで税金が増えることなど全て含めてです)。 つまり3万収入が増えるから得なのです、それなのにこのサイトの回答でも2万税金が増えるということばかりしか言わない。 それでみんな2万税金が増えることばかりに目がいって、2万税金を増やさない為に働くのを抑えると言う話になる、でもそれだと確かに2万の税金は増えないけれど5万の収入も増えないということで、結局差し引き3万損するということにはなりませんか。 また健康保険の扶養についても誤解があります。 健康保険の扶養には「妻自身が社会保険に加入しなければならない限界」と「夫の扶養の限界」とふたつがあるということです。 130万と言うのはあくまでも「夫の扶養の限界」なのです、しかし現実にはそれ以前に「妻自身が社会保険に加入しなければならない限界」があり120万やあるいは110万ぐらいでも夫の扶養を外れなければならないということは良くあることなのです。 それなのにこのサイトの回答でも「夫の扶養の限界」である130万のことばかりしか言わない。 それでみんな130万ばかりに目がいって、それを少しでも下回れば夫の扶養から外れることはないと信じきっています。 でも現実には130万のはるか手前の110万や120万で「妻自身が社会保険に加入しなければならない限界」を超えてしまって、妻自身が社会保険に加入することによって夫の扶養から外れてしまうことがしばしば見られるということです。 それで話が違うとか、130万行かないのに何故? と言う質問がよくあります。 さらに言えることは、まず質問者の方がどのように働こうかと考えているかによります。 派遣だから2,3年あるいはせいぜいやっても4,5年程度でそんなに長くやる気はないのか、あるいは派遣といえども出来れば10年、15年と長くやりたいと考えているのか? また家族計画はどうなのか? もう子供はいるしこれから作る予定はないのか、あるいはまだ子供はいなくてこれから欲しいというのか。 長期的展望に立てば国民年金の第3号被保険者でいるよりは質問者の方自身が厚生年金に加入したほうが将来の支給額が多いだろうし、また例えば健康保険に夫の被扶養者として加入していれば無理ですが質問者の方自身が被保険者として加入するならばけがや病気の場合に傷病手当金が出ますし、妊娠して産休を取れば出産手当金が出ますし、雇用保険からは子育てと言うことことで育児休業をとれば育児休業給付金が出ます。 しかもこれらは退職の仕方によっては退職してももらうことが出来ます。 ですが短期的展望に立てば年金が増えるといってもたいした金額じゃないし掛金のほうが多いかもしれない、また傷病手当金も出産手当金も育児休暇給付金も関係なく単にたまに病院に行くだけであれば、夫の扶養になっていても同じですし、夫の扶養になっていれば保険料は無料ですので、質問者の方自身が被保険者になって保険料を払うのは無駄と言うことになります。 これらの個々のことを考えて、さらに最終的にはそれらを総合してどうすれば一番自分にとって幸せなのかを考える必要があるということです。 >それなら配偶者特別控除からもはずれるし 配偶者特別控除は141万までです。 >例えば100万稼いだよりも130万少し超の方が結局は控除の面などから考えると損になるのですよね? 言い方は悪いですが働き損になるような気がして・・・ それは前述の税金の扶養の思い違いで述べたように、控除が減って税金が増えることは確かですがそれ以上に収入は伸びているはずで損にはならないと言うことです。 むしろ問題は社会保険です。 またネットにおけるサイトの紹介などもありますが、2年も3年も前に書かれて更新されていないものも多く、鵜呑みにすると痛い目に会います。
その他の回答 (3)
- ma-fuji
- ベストアンサー率49% (3864/7826)
扶養には税金上の扶養(正確には「控除対象配偶者」)と健康保険の扶養とがあり別物です。 税金上の扶養は1月から12月までの収入が103万円以下であることが必要で、健康保険の扶養は、通常、向こう1年間に換算して130万円以上の収入(月収108334円以上)があるとはずれなくてはいけません。 また、103万円を超えても141万円未満であれば、ご主人が「配偶者控除(38万円)」を受けられなくなっても、控除額は減りますが「配偶者特別控除(38万円~3万円、貴方の年収が増えると控除額は減ります)」を受けることができます。 >それなら配偶者特別控除からもはずれるし、 いいえ。 前に書いたように「配偶者控除」ははずれますが、「配偶者特別控除」は141万円未満なら受けられます。 はっきりいって、税金上だけなら貴方の年収が130万円を超えても、というかいくらでも損をすることはありません。 貴方が働いた以上に貴方やご主人の税金が増えることはありません ただ、通常、130万円以上だと健康保険の扶養をはずれ、その保険料や年金の保険料を払わなくてはいけなくなり、その額が大きいため140万円や150万円の年収では130万円ぎりぎりで働いたより世帯の手取り収入が減ってしまう、もしくは変わらないということになるのです。
お礼
わかりやすいアドバイスありがとうございました。 難しいことなので、色んな方のアドバイスがとても参考になり助かります。 この質問の為に貴重な時間を割いていただいたこと、感謝します。 130万少し超えそうなので年内は130万以内で収まるように働き方を考え職場に相談してみます。 ありがとうございました。
- hata79
- ベストアンサー率51% (2555/4940)
NO.2回答様が云われるように「損得をどこで見るか」が重要です。 夫がサラリーマン、妻が税法上の控除対象配偶者になってる(年間給与103万円以下)という場合で、未来における年金受給額や医療費の負担、補助を計算外にして、単純に損得を考えると大体次のようです。 妻が給与(パートも給与です)で受け取る給与が一年間で130万円を超えるようなら、いっそ160万円以上働かないと家族全体の収支はマイナスになる可能性がある。 妻自体が負担する所得税、住民税、社会保険料の増加。 夫が受けてる控除がなくなることでの税負担の増加。 夫の会社から出てる「配偶者手当」の減少。 個別収入や手当額で変化しますので、いっそ160万円というのは乱暴な線の引き方ですが、中途半端に収入を増やすと上記金額の合計のほうが収入増額よりも大きくなってしまう可能性があるということです。 なお、配偶者特別控除は年間給与総額141万円までが対象です。 また130万円という数字は年間ではありません。これは夫の加入してる保険組合の被扶養者要件で、組合によって変わる額です。 給与が8万円だった妻が、10月以後給与が12万円になるとしたら、10月から被扶養者要件非該当となります。 税法は「一月一日から12月31日の所得」が基準です。 社会保険の被扶養者になれるかなれないかの収入基準は「その月以後12月間の見込み収入額」が基準です。 収入が被扶養者要件以下でも、社会保険に自分自身が加入しなくてはならない要件もあります。 複雑です。 単純に「130万円以上稼ぐなら、いっそ160万円稼がないとあかんで」というのは、目安だと思ってください。
お礼
わかりやすいアドバイスありがとうございました。 130万を超えるようなら160万以上働かないと損になる可能性があるんですね。 それなら30万頑張って働いて収入を増やしたからといって、その30万円分頑張っただけの価値はなくなってしまいますよね。 130万以内ばかりに目がいき、そういった具体的な事は全く知りませんでした。 とても勉強になりました。この質問の為に時間を割いてくれた事、感謝します。 ありがとうございました。
- mappy0213
- ベストアンサー率26% (1706/6353)
ものすごく大雑把な計算ですが 扶養を外れると130万ぎりぎりで働かれているとたぶん損(この表現が適切かどうかはわかりませんが)です。 たぶん旦那さんの会社から家族手当とか出ているのならそれもなくなることになります どのような職種でパートに行かれているか分かりませんが 職場に言って見ましょう。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 職場に相談してみるのも一つですね。 ありがとうございました。
お礼
色々な見解からの意見ありがとうございました。 とても勉強になりました。 100万と130万超では結局は手元に入るお金の面で損をするものだと勘違いしていました。 そして今後の出産手当金や育児給付金などの事など全く視野に入れていませんでした。 もう一人子供が欲しいと思っていますのでその事も視野にいれ考えていかなければいけないと思いました。参考になるアドバイス感謝します。 ありがとうございました。