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「働いてばかりいないで、たまには休暇を取ったら」
「働いてばかりいないで、たまには休暇を取ったら」 という表現はよく使います。 なぜ 「働いてばかりで、たまには休暇を取ったら」または 「働いてばかりいるのに、たまには働かないで休暇を取ったら」 とならずに「働いてばかり」を否定するような「居ない?」が使われるのでしょうか。 働いているの、働いていないの? どちらかはっきりさせてほしいのです。 この文章を文法的に、論理的に説明していただけませんか。
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こんばんは 働いている~動作の継続 ~ばかり ~だけ 事柄動作の範囲限定 ~ばかりいる ~ばかりすると同じ意味 動作の限定 ~ばかりいない ~ばかりせずと同じ意味 動作の被限定 ~ないでの助詞では助動詞ないについて前を打ち消し後の文章に続く 働いてばかりいないで、 例文 遊んでばかりいないで、勉強しなさい。 勉強ばかりしないで、たまには散歩でもしたらどう。 喧嘩ばかりしないで、兄弟仲良くしなさい。 ばかりの用法は他に沢山あります。辞書を調べれば分かります。 よい勉強になりました。有難うgood nijht
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- marisuka
- ベストアンサー率38% (657/1685)
#3です。 ちがいます、2文に分けるなんて言っていません。そういう誤った解釈をすると、よけい訳がわからなくなります。だから、 「喧嘩してばかりいないで。本当は仲がいいのね。」という例文を作ってしまうのです。 これは完全な2文。元々の質問のとは「で」の使い方が違います。 元の質問とは、内容がずれてきたのでここまでにします。他の方、がんばってください。
お礼
追加の説明ありがとうございます。 説明の趣旨を理解できていなかったようです。 この文では「で」の使いかたが、キーポイントですね。 「で」が「ない」があるため、まるで逆接のような接続になって2文を構成している感じです。 「喧嘩してばかりいないで。本当は仲がいいのね」が2文だというのは鋭い指摘でした。
- starshira
- ベストアンサー率55% (141/256)
文法的でも論理でもない説明ですが、 「働いてばかりいないで」というのは、 「働いてばかりいる」という状態をやめろという意味です。 つまり、今は「働いている」ということです。 違う言いかたをすると、 「働いてばかりいるのはよして、たまには休暇を取ったら」 となります。 丁寧すぎる言いかたをすると、 「今、あなたは働いてばかりいるけれども、その状態を一旦やめて、休暇をとったらどうですか」 となります。 参考までに、 「歩いていないで、走りなさい」の場合は、 「歩いている」状態をやめろという意味です。 「本を読んでばかりいないで、外で遊びなさい」の場合は、 「本を読んでばかりいる」状態をやめろという意味です。
お礼
「ないで」に禁止のような含意があるのですね。 最後にまとめていただきありがとうございました。
- hakobulu
- ベストアンサー率46% (1655/3578)
#4です。 >「働いてばかりいるのに、(体を壊したらどうするのですか?)たまには働かないで休暇を取ったら」 などと、【省略せずに】表現せざるを得ないように思われます。 :はちょっとおかしいですね。 「働いてばかりいるのに、(全然お金貯まらないんだから、同じことだろう?)たまには働かないで休暇を取ったら」 などと、【省略せずに】表現せざるを得ないように思われます。 と訂正しておきましょう。
お礼
補足説明ありがとうございます。 やはり「で」がこの文の一つのポイントですね。 テ形の否定「なくて」は理由を表わす時、「ないで」は付帯状況を表わす時などに使うようです。助詞「で」の機能の1つですね。 たとえば、「バスに乗らないで歩きます」、決心のような付帯条件を表す働きがあるのですね。 助かりました。
- hakobulu
- ベストアンサー率46% (1655/3578)
自信はないのですが、ここの「で」は、 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/131279/m1u/%E3%81%A7/[一]の、 (3)動作・作用を行う時の事情・状況を表す。 という用法であるような気がします。 この辞書では、 「はらぺこ?帰ってくる」 「挨拶のつもり?声をかけたのだ」 という2つの例文が挙げられていますが、前者に該当するように思われます。 「事情か状況」かと言われれば、おそらく「状況」でしょう。 『「帰ってくる」という動作』を『「はらぺこという状況(状態)』で行なった。 ということになるでしょうか。 「働いてばかりいないで、たまには休暇を取ったら」は、 『「たまには休暇を取る」という動作』を『「働いてばかりいない」という状況』で行なったらどうですか? という解釈。 ◇ 基本例文と同じ[提案の要素]を持たせる場合、 a.上記(3)の用法を適用させるとすれば、 「働いてばかりで、たまには休暇を取ったら」は、 『「たまには休暇を取る」という動作』を『「働いてばかりいる」という状況』で行なったらどうですか? という構文になり不可。 「働いてばかりで、全く休みをとらないようにしたら(お金が貯まるだろう)」 という用法にならざるを得ません。あるいは、 b.同じurl内の、 (5)原因・理由・動機を表す。 を適用して、 「働いてばかりで、(体を壊したら大変だよ。)たまには休暇を取ったら」 という省略形と捉えるか、 どちらかでしょう。 ただ、bの場合、「で」は「たまに休暇を取ったら」に掛からない、という理由で、(体を壊したら大変だよ)などの中間句を省略すると、aと同様、不自然になってしまう(あるいは#2さんおっしゃるように2文として解釈される)のだと思われます。 c.同様に、 「働いてばかりいるのに、たまには働かないで休暇を取ったら」は、 『「たまには働かないで休暇を取る」という動作』を『「働いてばかりいる」という状況』で行なったらどうですか? という構文になり不可。 「働いてばかりいるのに、(体を壊したらどうするのですか?)たまには働かないで休暇を取ったら」 などと、【省略せずに】表現せざるを得ないように思われます。
お礼
回答ありがとうございました。 助詞「で」は本当に魔力を持った働きをしますね。 「で」をどのように読み取るか、詳しく例文を挙げ説明いただきありがとうございます。 どうもこの文章は省略形というか、「ばかりいない」と「で」の2つで魔力を発揮しているように思います。考えれば考えるほどどうしてこんな意味になるのかと思ってしまいます。 大変参考になりました。
- marisuka
- ベストアンサー率38% (657/1685)
この文が意味しているのは、 ・私が提案するのは「働いてばかりいない + たまには休暇を取る」ことだ。 「働くだけの状態でいない」ことを求めているので、「働いてばかり」を否定している、と考えて差し支えないし、説明もつくと思います。 発言者の求める希望の像の状態を表現しているので、働いているかどうかは言えません。強いて言えば、未来の、休暇を取った場合の状態なので、働いていないでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど2文で分けて考えたら説明がつきそうですね。 「働いてばかりいないで。たまには休暇を取ったら。」 「遊んでばかりいないで。たまには働いたら。」 「喧嘩してばかりいないで。本当は仲がいいのね。」 それにしても、1文にしたらやっぱり説明がつかないのでしょうか。
- garamond
- ベストアンサー率53% (1119/2111)
「働いている」に副助詞「ばかり」が加えられて、限定・強調を表します。 「彼は働いてばかりいる」は “働くということをするだけで、休むということをしない” という意味です。 お尋ねの文はそれの否定です。 “働いてばかりい〔るという生き方をし〕ないで(=せずに)、……” >働いているの、働いていないの? >どちらかはっきりさせてほしいのです。 現在は働いているのです。 休むことなく働き通しなのです。 それを“これからはしないようにしたら”という助言です。
お礼
暑いさなか、ご回答ありがとうございます。 外国人に聞かれて解説に困っています。 そうです。文は確かに意味はおっしゃる通りに使っているのです。 「働いている」に「ばかり」がついて、「働いているばかりで、たまには休暇を取ったら」ならすっきりするのですが。 「ばかり」を否定するのら「いない」はちょっとおかしい感じがして、否定は何を否定しているのでしょうか。 うーん、なやんでいます。 また「働いていない」に「ばかり」がついてとなると、逆の意味になってしまいます。 確かにご説明の“働いてばかりい〔るという生き方をし〕ないで(=せずに)、……”という2つの文が省略されたすると、納得できるのですが。
- Tacosan
- ベストアンサー率23% (3656/15482)
文法は内容に関与しないので, 内容に関する問題を「文法的に、論理的に説明する」ことは不可能だと思いますよ.
お礼
文法だけでも、文章のロジックだけでもけっこうです。 答えがなくて暑さで頭が混乱しています。
お礼
回答ありがとうございます。 難問(私にとって)に解決の糸口が見えました。 そうですか。「ばかりいる」は「ばかりする」と同じ意味ですか。これは当然「ばかりするな」という否定(禁止)を含意していますね。 「ばかりいない」は「ばかりしない」と同じ意味で、否定の逆は肯定かと思っていたら、非限定は「たまにはするな」という部分否定を含意するのですね。 慣用的(文法的に)そのような解釈ができるとした人はよく事例研究をしていて見つけた規則なのでしょうね。「いない」が「しない」と同じ意味になると合点がいきます。辞書にあるそうですが、いい辞書をお持ちですね。 これまでいただいた回答と合わせ、この文法規則を適用すると論理が合致しそうです。 どうもありがとうございました。