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教育相談
大学で教育相談の講義を取っています。 不登校の子どもは年々増加の傾向にあります。子ども1人1人に異なる原因があり、その対応の仕方も全く違うと先生はおっしゃっていました。 そのため、全く異なるプロセスを経るとからだと思いますが、先生は一般的な対応(そんなものがあるのかどうか?)について余り言及されなかったように思いました。 もし一般的な対応があるのなら、教えていただけないでしょうか?(ご自身の経験談も嬉しいです) 本を読めというご指摘があるかと思います。本のほうも並行して読んでいきたいと思っています。
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不登校のこどもなどには、一人一人に異なる原因があり、その対応の仕方も違うというのは、確かにその通りだと思われます。 その上で一般的な対応があるかというと、まずは子どもとの信頼関係が必要ですし、その際に有効なこちらがわの態度があります。 それは、受容・共感・自己一致に基づく態度です。 受容とは、相手をこちらの尺度で評価するのではなく、とりあえず目の前にいるその人を受け入れようとする態度です。 具体的には、不登校してるその子を間違ってるとか評価せず、今のその子の現状を受け入れようとする事です。 共感とは、相手の内面の世界を、まるで自分のことのように感じ取ろうとする事です。 これは、不登校しているその子の持っている世界を、自分なりの感じで味わおうとする作業です。 自己一致は、自分の内面に偽りがないことです。 例えば本当は相手が嫌いなのに、その事を自覚してないときなどは、自己一致していない時です。 繰り返しになりますが、どういう対応をするときでも、相手のこどもとの信頼関係は必要ですから、その関係をつくっていくためには、この三つを気長に続けていくことは、大切だと考えられます。 この態度については、「ロジャース全集・上」(誠信書房)に収められている「セラピーによるパーソナリティ変化の必要にして十分な条件」などに詳しく書かれています。 分かりやすいものでは、「暮らしの中のカウンセリング」(西光義敞著・有斐閣)もあります。 それでは、がんばってください。
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- nekomizu
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私の中学の頃の体験談ですが、 私の通っていた中学は不登校の子が多かったです。一クラスに2人くらいはいましたね。 もちろんその中には仲の良い子もいました。 あるクラスの子は、家に来た先生や、クラスメイトをモデルガンで追い出したり、先生が来ても家に入れないなどの抵抗していました。 本題の方ですが、不登校の子が来るようになったのは、毎日、担任がその子の家に行って、学校の様子や勉強の進み具合などを報告し、無理に学校に来なくても良い、と励ましたからです。 また、学校側も、不登校の生徒用に、空き教室を使って、不登校の生徒用の教室を作りました。そこでは、授業が無い先生がたまに来て勉強を教えたりしたり、色々配慮されていました。 不登校の子を無理矢理学校に引き摺り出すという事は一時的に出来ても結局また元に戻ってしまいます。または、もっと行きたくないと思うかもしれません。 だから、その子たちが、学校に行きたいと思わすことが大切だと思います。 それは、例えば、担任の先生の心遣いだったり、学校側の対処だったりするのではないでしょうか? 回答になるかは分かりませんが、参考程度になればと思います。
補足
返事が遅くなり申し訳ありません 参考になりました ありがとうございました またお願いします