- ベストアンサー
連比問題の本質的な解法とは?
- 連比問題について本質的な解法を教えてください。
- 回答プロセスに疑問があります。
- 解説に出てくる最小公倍数や倍数の計算には何の意味があるのでしょうか?
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
本質的に理解されていないように思います。本質的な説明をするとNo.2さんの回答となります。 一番最初に戻りますが、 A:B=7:4でした。AとBの比が7:4だということです。 これは比率だけを表しています。 たとえばR:S=1:2を考えると分かりやすいかもしれません。RはSの半分です。割合を表しています。 これを式で書くと、 R=(1/2)×Sです。 =1÷2×Sです。 式を変形すると R÷S=1÷2となります。 R:S=1:2は R÷S=1÷2と書けました。 比率を表す「:」は「÷」に置き換えることが出来ました。 → 重要 さてA:B=7:4ですから、 A÷B=7÷4と書けます。・・・(1) 同じようにB:C=6:5は、 B÷C=6÷5です。・・・(2) (2)をBの式に変形してみましょう。 B=(6÷5)×Cです。・・・(3) (3)を(1)に代入すると A÷{(6÷5)×C}=7÷4 Aの式に変形して A=(7÷4)×{(6÷5)×C} ={(7×6)÷(4×5)}×C =42÷20×C さらに変形して A÷C=42÷20 =21÷10 先ほど「:」は「÷」に置き換えられましたが、逆も同じです。 つまりA:C=21:10となりました。 このように比率の問題は割り算(分数)の問題として考えることも出来ます。 >>a:c=21:10といえる理由がわかりません。あくまでも、21:12,12:10に過ぎなくて、21:10といえる理由がわかりません。 A:B=21:12なのですから、 A÷B=21÷12 A=21÷12×B つまり、AはBの21/12倍です。 B:C=6:5なのですから B÷C=6÷5 C=B÷(6÷5) =5÷6×B =10÷12×B つまり、CはBの10/12倍です。 BはBの1倍なのですから、BはBの12/12倍です。 A=(21/12)×B B=(12/12)×B C=(10/12)×B ですね。 やはり比率はA:B:C=21/12:12/12:10/12=21:12:10です。 分数を比較するときは分母をそろえますね。比率を考えるときも同じです。
その他の回答 (3)
- hypnotize
- ベストアンサー率33% (56/165)
>>なんでB=3にできるんですか? A:Bを考えるとき Aをn倍にすれば、Bもn倍にすると割合が変わりません → 重要 A:B=7:4なので、B=3ならB=4×(3/4)です。つまりn=3/4ということですね。 Aも3/4倍すれば良いのでA=7×(3/4)=5.25になります。 A:B=5.25:3となります。(これはA:B=7:4と同じことです。) 同様にB:Cを考えるとき Bをm倍にすれば、Cもm倍にすると割合が変わりません B:C=6:5なので、B=3ならB=6×(3/6)です。つまりm=3/6=1/2ということになります。 Cも1/2倍すればよいのでC=5×(1/2)=2.5になります。 B:C=3:2.5となります。(これはB:C=6:5と同じことです。) 割合が変わらないという意味では、nもmもどんな値でも良いのです。(整数比にはなりませんが・・・) 以上から、B=3の場合で考えると A:B:C=5.25:3:2.5となります。 しかしこれでは整数比になっていません。 そこでA=5.25を整数にするために4倍すると、21になります。 Aを4倍したので、BもCも4倍します。B=12、C=10になりますね。 やはりA:B:C=21:12:10になりました。
- spring135
- ベストアンサー率44% (1487/3332)
質問者が本質的な議論を望むなら、このような算数的アプローチでなく、数学の観点から眺める事が適切と思います。リンクサイトの回答者も結局数学的背景があるから気楽に最小公倍数とかBは4だからとか説明を行っているにすぎません。Bha4だからというのは間違いです。 代数的に A : B = 7 : 4は A/7=B/4=p (1) B : C = 6 : 5は B/6=C/5=q (2) と書き換えます。 (1)より A=7p, B=4p (2)より B=6q, C=5q A,B,Cを一つの文字(pまたはq)を用いて描けば完成です。 よって B=4p=6qより q=(2/3)p C=5q=(10/3)p A:B:C=7p:4p:(10/3)p =7:4:10/3 =21:12:10
- hypnotize
- ベストアンサー率33% (56/165)
リンク先はとても分かりやすく書いてあると思うのですが・・・。 リンクが間違えています。 http://www.e-kyozai.jp/cgi-bin/suguru/semi/sf3_2/kiso/s3_2_2.html まず A:B=7:4 ですが、これはAとBの割合が7:4ということを示しています(当たり前ですね)。 A:Bが7:4なら、AもBもどんな値でも良いです。たとえば A=7 なら B=4 A=0.7 なら B=0.4 A=3.5 なら B=2 Aをn倍にすれば、Bもn倍にすると割合が変わりません → 重要 次に B:C=6:5 ですが、これも同じですね。割合が同じならBもCもどんな値でも良いです。 B=6 なら C=5 B=3 なら C=2.5 Bをm倍にすれば、Cもm倍にすると割合が変わりません。 次に A:B:C について考えます。A:BとB:C の「B」を同じ値にすれば、単純に求まりますね。 まず A:B=7:4 ですが、A=7、B=4 と考えると単純です・・・(1) 次に B:C=6:5 は、B=6、C=5 と考えると単純です・・・(2) (1)と(2)の「B」を同じ値にするには、B=3 としても良いですが、なんとなくAとCはヘンな難しい値になりそうな気がしますね。 最小公倍数の B=12 にすると、(1)ではBを3倍しています。(2)ではBを4倍しています。 先ほど 『Aをn倍にすれば、Bもn倍にすると割合が変わらない』ことを説明しました。 (1)では、元々 A=7 で B=4 のところを、Bを3倍して12にしたので、 Aも3倍して、A=7×3=21 にすればAとBの割合は変わりません。 同じように(2)についても『Bをm倍にすれば、Cもm倍にすると割合が変わらない』のですから、 元々 B=6 で C=5 のところを、Bを2倍して12にしたので、 Cも2倍して、C=5×2=10 にすれば、BとCの割合が変わりません。 従い A:B:C=21:12:10 となります。 なぜ最小公倍数にするかといえば、たとえば B=24 にすると A:B:C=42:24:20 となり、公約数2で割り切れて、 結局、21:12:10 となります。 リンク先は上記のようなことを書いています。
補足
>(1)と(2)の「B」を同じ値にするには、B=3 としても良いですが、なんとなくAとCはヘンな難しい値になりそうな気がしますね。 なんでB=3にできるんですか? 頭がこんがらがってるみたいです。すみません。
お礼
>>なんでB=3にできるんですか? この疑問は解消しました!ありがとうございます。 新たな疑問が生まれたので質問します。 (1)Bについて、何故共通の数字にそろえる必要があるんですか?(ここでは12がそれにあたります) (2)21:12:10にするために、aについて7×3=21,cについて5×2=10の計算をして、 a:c=21:10といえる理由がわかりません。(つまり、比として正当に成り立つ理由がわかりません)あくまでも、21:12,12:10に過ぎなくて、21:10といえる理由がわかりません。何故でしょうか?