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お城の現存遺構についてお聞きしたいです。
お城の現存遺構についてお聞きしたいです。 現存遺構ですが、一般的には天守だったり、櫓、門のことをいいますが、石垣は入るのでしょうか? 石垣を含めると、現存遺構があるお城というのがほとんどになると思うのですが、一般的には、天守、櫓、門のことをさすのでしょうか? ご意見などお待ちしています。
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こんにちは。 私は、自称「歴史作家」です。 >>現存遺構ですが、一般的には天守だったり、櫓、門のことをいいますが、石垣は入るのでしょうか? 「遺構」とは、Wikipediaによると、建物の他に石垣なども、広く用いられているようですね。 「遺構」は時に「遺跡」と同義語として用いられる・・・とありますね。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%BA%E6%A7%8B 天守や門などの建物の構造を調べたり、また、その領主などの勢力範囲を解き明かすものとして、石垣などが見つかれば、 「ここまで、勢力を伸ばしていたのか」 などが解明されます。 そう言った意味では、多くの場合「石垣」なども「遺構」に入ると思います。
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- Pinhole-09
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構造物の解釈によります。 建築学で見れば、天主、櫓、門、塀などの建築物で移築 したものも含まれますが、土木工学では、石垣、堀、 土塁などになります。 城についてはこの両者をまとめて遺構と言います。 城、城址のある各市の教育委員会の説明書では、 そうなっています。 私などはよくある、寺院の門として移築された、城の門 などはちょっと興味が薄いのですが、於市の方が茶々等 と逃れ出た、小谷城の裏門が移築され残っているそうで これは見てみたい気がします。
- onbase koubou(@onbase)
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建築学的に厳密に言うと「遺構」というのは「当時の建築物」を指し、堀や石垣などは「遺跡」と呼ぶのが本来のようです。 しかし、考古学では、堀や石垣などを「遺構」、遺構や遺物の集合体を「遺跡」と呼び、一般的にはこちらの方が普及しています。 城郭の場合、建築と考古学の双方が関わりますので「遺構」が「現存する建築物」だけを示すのか、「石垣や堀など」を含むのかは文脈や書き手の立場によるかと思われます。