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弁論主義ってすげーよな
弁論主義ってすげーよな だって、裁判官が、 「本当はAなんじゃないかな、、、」 って心証を抱いたとしても、 それを口に出したらダメなんでしょう? まさに、言ったもん勝ちの世界だな。
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>だって、裁判官が、 >「本当はAなんじゃないかな、、、」 >って心証を抱いたとしても、 >それを口に出したらダメなんでしょう? 正確に言うと当事者双方が「それはBだ」と主張しているときに、 あるいは当事者の片方が「Bだ」もう片方が「Cだ」と主張している時に 「裁判官が、「本当はAなんじゃないかな、、、」って心証を抱いたとしても、それを口に出したらダメ」 ということですね。 >言ったもん勝ちの世界だな。 第一に、これはNo.1さんの表現が極めて正確です。 「主張した事実を認定してもらう」ためには「言う」必要があるので、 その意味では「言ったもん勝ち」ですが、 事実を認定しても、それに基づく要求が法律に則ったものでなければ、 要求を認容する判決は得られません。 # 「口頭弁論で被告が欠席したら原告の無条件勝訴」は誤解だよ、 # と私が過去に何度か説明しているのはこの根拠によります。 「言わなければ望むものは得られない」のは確かですが「言えば、勝ち」とも限らないです。 あと第二に、第三者に判断してもらおうという時に「言わなきゃ通じない」のは自然でしょう?
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- utama
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法律用語としての「心証」は,当事者の主張する事実が存在するかしないかを証拠によって裁判官が評価した結果のことです。 「本当はAなんじゃないかな」と「心証を抱いた」ということは,証拠によってAと思ったわけで,それを判決で認定することは問題ありませんし,和解等のためにあるていど判決前に口に出すこともあるでしょう。 また,主張や証拠に基づかない事実を判決で認定するのは弁論主義違反ですが,裁判官が個人的な感想を口に出すことまでは弁論主義によって禁止されているとは思いませんが・・・
- D-N-Drifter
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こえーっすよマジで。 ただ「言ったもん勝ち」というのは誤解かにゃーと。 裁判官は確かに「こうなんじゃねーかなー」を自分でくっつけることはできないけど、 「絶対コレはないだろう」って論や証拠を「採用しない」コトができる。 「言ったもん勝ち」では無く「言っとかなきゃ負け」ですな。