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社会主義と共産主義について
高1の女子です。 現在タイトルのように経済・政治体制について調べています。 そこで質問なのですが、 (1)アメリカは共産主義を反対していると思いますが、現在世界で本当の「共産主義」をとっている国は無いのではないですか?それとも、社会主義を共産主義と同じとみなしているのですか? (2)現在、世界で「社会主義」をとっている国は何カ国くらいあるのですか? 教えて下さい!お願い致します。
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社会主義=生産手段の前社会的な共同所有を土台とする共産主義の低い段階。 共産主義=社会の全ての成員に高い物質的繁栄が保障される究極の理想社会。 社会主義の段階では、能力に応じてしか物質的な欲求は満たされません。 共産主義の段階では、能力の区別なく物質的な欲求が満たされます。 こういう規定の確認が回答の大前提になります。 1、よって、当然のことながら、共産主義の段階に達した国は、ありません。 今、人類は、資源枯渇、環境汚染、人口爆発という爆弾を抱えています。 これらを乗り越えなきゃ、誰もが繁栄を享受できる理想社会も夢の夢。 質問者らの世代で、これらを乗り越える方向に社会の舵を切って欲しいものです。 でないと、共産主義社会は、正に、人類のユートピアのままで終ることでしょう。 2、社会主義の段階に達した国は存在するのか? 北朝鮮は、日本の江戸時代にも匹敵する政治・経済体制です。 これは、封建的専制国家そのものであり、とても社会主義の国じゃないです。 問題は、中国ですね。 一時の封建的専制国家の体裁からは脱却しつつあります。 しかし、共産主義社会では、物質的繁栄と同時に精神的な自由と発達も保障されなければなりません。 人は、パンだけで生きている訳じゃないですからね。 心が幸福と感じる社会を我々は希求している訳ですからね。 そういう意味では、たとえ、社会主義へのごく初期の段階にあるとしても、中国は様々な否定的な要素が多すぎます。 せいぜい肯定的に評価しても、「社会主義を目指そうと模索している段階」と思います。 いずれにしろ、社会主義の国は皆無と言って良いと思います。 重要なことは、質問者らの世代が、自らが望む社会を作ることじゃないですかね。 それは、とりもなおさず共産主義社会への第一歩だと思います。
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補足: 社会主義を目指そうと模索している国=ベトナム、中国、キュウバの3国。 ラオス、スリランカは、情報不足で良く判りません。 まあ、かなり、独断と偏見に基づく私見です。
お礼
さらに補足を付け加えてくださり、ありがとうございました。 ど素人から見ると、社会主義がいいのか不思議に思う部分があります。資本主義の方が、経済は発達しているし、それでも、社会主義を唱えている国はそんなにいないのだと思いました。
- tanuki4u
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(1)アメリカは共産主義に反対しているか アメリカは共産主義には反対していません。 アメリカの国益に反する国家を嫌っています。共産主義を原理的に嫌っているイラン・イスラム共和国を嫌っているのがアメリカ。イスラム原理主義というと、実はアメリカの友邦国家サウジアラビアは、かなり原理主義。 (2)本当の共産主義 「本当の」という言葉は主観語。一人一人、定義が違うので何とも言えません。 (3)社会主義国 社会主義を標榜しているのは http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E5%9B%BD
お礼
ご回答ありがとうございました。私にはアメリカという国があまり理解できません。文化的な面では個人的に好きな部分もありますが、政治的に見ても本当に理解できない部分があって困ってます。 社会主義を標榜している国が本当に少ないという事もわかりました。ありがとうございました。
お礼
ご返答ありがとうございました。私は今の生活が当たり前である以上は、ユートピアのままで終ってもいいかなと思います。というより異次元の世界で捉える様にしてます・・・ 又、私は封建専制国家の中国を知らなかったし、いろいろと学べてよかったです。ありがとうございました。