- ベストアンサー
神社の鞭掛について
神社の鞭掛について 神明造りの神社以外で鞭掛がある神社(造)はありますか? 大社造り系の神社を探してみましたが、鞭掛は見当たりませんでした。 かなり前に伊勢神宮で鞭掛があるのは神明造りだけと聞いた気もするのですが、この記憶も当てになりません。 よろしくお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
回答にならずに申し訳ありません、 こうい言う事は、大工で氏子総代をしていた祖父が生きているうちに聞いておけばよかった、と悔やまれます。鞭懸は、下記の神明造りの正殿の屋根の詳細図に、たしかにありました。 http://www.isejingu.or.jp/shosai/naiku/naiku5.htm 大社造りですと、同じ場所なら真っ正面か、真後ろになり、もとの大社は非常に大きな規模だったと聞いていますので、神明造り以外には無いというご記憶は、理にかなったものと思います。 回答にならずに申し訳ありません。
その他の回答 (1)
- michael-m
- ベストアンサー率50% (2724/5433)
小学館「神社の見方」という本には図入りで本殿の説明があります。 本を開いてそのまま伏せて置いた様な屋根の形を切妻といいます。本の背の部分が棟。 胸の通っている方向に出入り口があるのが妻入り。棟に垂直に出入り口があるのは平入り。 代表的な本殿の造りで鞭掛があるのは神明造り。同様に平入りなのは流れ造り、八幡造り、日吉造り、浅間造りですね。 このうち、日吉造りと浅間造りでは妻の方向にも庇がつくので鞭掛はできません。 残りは流れ造りと八幡造りです。しかし神明造の屋根が直線であるのに対し、八幡、流れいずれも弧を描きます。 コレが影響するのかは判りませんが、鞭掛の条件が直線の切妻とすると、やはり鞭掛があるのは神明造りだけとなるでしょう 逆に直線の切妻という条件で鞭掛が作られるということになれば、妻入りですが住吉造りにも可能性は出てきます。 素人で構造まではわかりませんが、鞭掛が千木から出ているものであれば、破風と千木が一体化している神明造に限られるということなのかも知れません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 全くmichael-mさんのご指摘の通りなんです。 最初に考えたのは住吉造りや大社造りの「妻入り」から馬を置くための変化形が神明造りの「平入り」 になったのではと考えてみたんです。 これは二回の参拝時に受けた説明でそう感じたことです。 ”平入りなら両サイドに馬を置ける・・・ ウズ柱の前にある柱(これもウズ柱というのかもよくわかりませんが)に馬を繋ぐんだろうな” というくらいの感じで納得していました。 最近神社に対する考えが変わってきたので、質問させていただきました。 ありがとうございました。
お礼
>回答にならずに申し訳ありません とんでもありません。 >大社造りですと、同じ場所なら真っ正面か、真後ろになり そこなんです。 伊勢神宮参拝は20年前でしたが、つい最近、鞭懸の重要性に気が付きました。 当時も神明造り以外の神社にもどこかに鞭懸があるのだろうと、勝手に思い込んでいました。 ご回答、ありがとうございます。