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大鏡の道長と隆家の敬意の方向を教えて下さい。

大鏡の道長と隆家の敬意の方向を教えて下さい。 最後らへんの部分です。()の所を教えて下さい。 登場人物は、入道(道長) 中納言(隆家) 人々 民部卿 語り手 読者です。 今の民部卿はうはぐみて、人々の御顔をとかく(見給ひ)つつ、「こといできなむず。いみじきわざかな」と(おぼし)たり。入道殿うち笑はせ(給ひ)て、「けふは、かやうのたはぶれごと侍らでありなむ。道長解き(奉ら)む」とて、寄らせ (給ひ)て、はらはらと解き(奉ら)せ(給ふ)に、「これらこそ、あるべきことよ」とて、御気色直り(給ひ)て、さしおかれつる杯とり(給ひ)て、あまたたび(召し)、常よりも乱れ遊ばせ(給ひ)けるさまなど、あらまほしく(おはし)けり。殿もいみじうぞもてはやし(聞こえ)させ(給ひ)ける。

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回答No.1

尊敬語は、「語り手→動作主体(スル人)」 謙譲語は、「語り手→動作客体(サレル人)」 丁寧語は、「語り手→聞き手」 という敬意の方向が基本です。 これが、会話文の場合は、「語り手」とは「会話文の発言者」ということになり、 地の文においては、「語り手」とは「筆者」ということになり、 地の文における「聞き手」とは、「読者」ということになります(文献によっては例外あり)。 一度、ご自分で、それぞれの敬語が「尊敬」「謙譲」「丁寧」のどれに当たるか調べ、上の法則に従って、敬意の向きを考えてみてください。 もし、補足であなたがご自分の考察結果をお知らせくださったら、それを採点して差し上げることはお安い御用です。

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