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権威などによる命の価値の変化について
- 権威による命の価値の変化について
- 教育と命の価値の変化について
- 人間の命は基本的に平等に扱われているが、権威を得ると人はどのような心理状態になり、他者の命を奪う行動に出るのかについて考える
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>権威による命の価値の変化について。 >教育と命の価値の変化について。 とりあえず上記の前提は無視sます。 理由はあとで。 (人間同士の)命の価値の前提事項 A お互いを殺さないという本能はある。…1)証拠として何処の社会でも殺すなという不文律はある。2)共食いの異常性は進化論的に証明できそうである(人肉は危険である)。3)殺人とか死体への言い知れぬ嫌悪、恐怖(自分も殺されるかも、という連想的恐怖が一般的に存在する。 B 他人を殺す場合の前提 …1)弱肉強食という秩序なき世界(戦場など)での必然性。2)強力な武器をたまたま得たなど、突然付与された力の魔力によるもの。3)非常な憎しみにかられた場合などの狂気 私なりにまとめてみました。 A は人権教育などで補強されますが、基本的に教育は生命尊重には関係しないと思います。 B の1)、2)が権威というものに括られそうですが、ひとつは部分的に国家、組織による殺人の許容という権威づけ、もうひとつは個人が所持した武器という権威、これらは生命の価値を相対的に極小にさせます。 権威による殺人の禁止というものは生命の価値という観点からは相対的に無視できる小さな問題ではないかと思います。 ご参考になれば
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- cyototu
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>つまり命の価値は教育と環境が大きく物を言う? 人間のやる行為は理念だけで分析してしまうと、支離滅裂になてしまいます。具体的な事例を分析することが絶対に必要です。さて、この問題の設定は、もちろん答えは既に決まっていて「物を言う」ですね。ですから、そんな答えを聞いているのではなく、事例を紹介せよと言うことですね。 事例1:自爆テロや特攻隊の例。これを行う方達は、命の価値を大変高く評価している方達ですね。侵略されている自分の国や、敗北して侵略されそうな自国の多くの命を守るために、自分という少数の命を犠牲にする。また、自分という少数の命を犠牲にして敵の多くの命を奪う。このような発想は命の大切さを徹底的に教育されていないかぎり、出て来る発想ではありませんね。 事例2:誰でも良かったと言って、たまたま回りにいた人達を手当たり次第殺しまくる。そして、本人は死刑を免れようとする。このような人間が出る基盤は、社会そのものが、自分を大切にすること自分の命を大切にすることばかり教育し、他人の命の大切さ他人を思いやる大切さを教えて来なかったことが原因で起こります。 事例3:アメリカのラジオ番組を聞いていると、イラクの非戦闘員の民間人の大変な数の方達がアメリカ軍の攻撃で死んでいることに関して、アメリカ人一人の命は、イラク人の何十人の命にも匹敵しているのだから、そのようなイラク人の犠牲者がでるのは止む終えないと、声高に主張している人気コメンテーターが何人もいます。その具体的な例は、ラシュリンボー、ショーン・ヘネティー、ローラ・イングラム、アン・カルター等々の人気者達です。これらのコメンテーターはアメリカで最も聴視者の多いFOX系の放送局の連中です。それらの一連の番組で、アメリカ人一般に対して、アメリカ人の命と非アメリカ人の命の重みの違いを徹底的に教育しています。 以上の例は、教育による命の価値の考え方の違いをもたらす色々な例のほんの数例です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >事例2について なるほど。 命の大切さを頭で理解する事と 他人の命を気持ちで思いやる事は別なのですね。 >事例3について。 これは興味深いですね。 アメリカ国民の命の価値観について、少し興味を持ちました。 全てを鵜呑みにする事はできませんが、そういう人間が 社会で平気な面をしていられる「環境」が存在するというのが アメリカなのですね。 これは私にとって興味深い差かもしれません。 命の価値はアメリカと日本ではかなり激しい個人差が生まれる のかもしれませんね。 とても興味深いご回答をありがとうございます。
お礼
何度か読み返しておりました。 なるほどですね。 教育による補正はあまり大きくないのかもしれないと思いました。 確かに人間は お互いを殺さない本能 が有りますね。 権力者は自分で殺さず他人に殺させる形が多く思えます。 武器というのも衝動的な殺意を実行してしまう狂気なのでしょう。 無ければ殴るか殴ると殴り返される恐怖で実行せず ある程度の衝動は時が薄めてしまいますが・・という事でしょうか。 なかなか深いですね。 とりあえず教育があまり大きなウェイトをしめるものではなく 社会の状態が大きなウェイトをしめていそうに思えました。 とても参考になりました。 ありがとうございます。