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命の尊さとは
動物を特集した番組を見て考えたことです。 動物愛は人間愛にもつながり、教育的によく言われる「命の尊さ」の刷り込みに利用されている気がしました。 しかし、一口で「命」と言いいますが、それはどういう対象を指しているのでしょうか。 生物学的にはそれこそ、バクテリアも「命」の対象に入りますよね。それならばたとえば人間にとって害を及ぼす害虫、細菌のようなものまで、尊い命という風に考えなければ不徹底でしょう。普通の感覚では、犬はかわいがるが、蚊やハエは見るなり退治しようとします。もしかしたら蚊を殺すに忍びないと言う人でも、疫病の病原菌生物を愛護しようとは思わないでしょう。本当の「命」愛護家なら、自分の肉体を病原体微生物に与えるのでしょうか。 そう考えると、その線引き、尊い命とそうでない命のボーダーはどこにあると考えたらいいのでしょうか。 また、このような不徹底な人間中心主義的なおごった考えを、さも正論のようにかざす無神経さはなぜ批判されないのでしょうか。
お礼
やっぱり傲慢な定義なのですね。 #3のご回答にもあるように、気付きが重要だと思うのです。それを素通りしている風潮はたいへん恐ろしいです。しかも偽善を通り越した何か名前のつかない悪ですよね。傲慢と無知と無明が一緒になったような。それが人の常としたら、大変まずい時勢だなと思います。