大学の実験で臭化エチジウムによるDNA断片の染色をする実験を行ったので

質問

大学の実験で臭化エチジウムによるDNA断片の染色をする実験を行ったのですが、各断片のコピー数が同じ場合、分子量の大きい断片ほど強い蛍光を発するのはなぜなのですか？

回答No.1

sewingcough · ベストアンサー

臭化エチジウムは、インターカレーションといって
DNAの塩基対と塩基対の間に潜り込むことでDNAと結合します。
ですので、分子量が大きい断片ほど塩基対も多く、
潜り込むための塩基対が多ければ多いほど
結合している臭化エチジウムの量も多いので、
当然臭化エチジウムに由来する蛍光も強くなるわけです。

参考URL：

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88

お礼

ありがとうございます。インターカレーションの用語解説もあり、わかりやすかったです。