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過去分詞について
始めまして。英語の過去分詞は必ずしも過去を表しているとは限りませんよね。受動態も ~されたという過去の事実があるから受け身になると 説明する人もおりますが、何となく腑に落ちません。 例えば 次の文です。 The window will be broken. この文では窓はまだ割られていませんが、これはどのように説明しますか?
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- Parismadam
- ベストアンサー率65% (2756/4211)
はじめまして。 ご質問1: <受動態も ~されたという過去の事実があるから受け身になると 説明する人もおりますが、何となく腑に落ちません。> 私も腑に落ちません。どなたが説明されたのでしょうか? ご質問2: <この文では窓はまだ割られていませんが、これはどのように説明しますか?> 前後文脈により、どちらのニュアンスも可能になります。 1.過去分詞には、「受動」と「完了」の意味があります。 2.この「完了」の用法が「状態」の用法に転意する場合もあります。 例: I am tired. 「疲れている」(状態) 3.「受動」のニュアンスがあるのは、過去分詞となる動詞に、「動作」「客体による主体的・意志的な行動」の要素がある場合です。 例: I am given a present by him. 「彼にプレゼントをもらった」 ここでは、himという客体による、give「あげる」という主体的・意志的な動作が感じられるため、このgivenに「受動」のニュアンスがあると判断できるのです。 4.「完了」のニュアンスがあるのは、過去分詞となる動詞に、「完了した状態」「客体による自然・無意志的な動作」の要素がある場合です。 例: The mountain is covered with snow. 「山は雪で覆われている」 ここでは、snowという客体による、cover「おおう」という無意志的・自然な動作になるため、このcoveredに「完了」→「状態」のニュアンスがあると判断できるのです。 5.ご質問にある例文も、以下のような前後文脈によって、どちらのニュアンスにとる事も可能です。 (1)受動のニュアンス: 前文に、「学校の窓が不良少年達によって、いつも壊されている」といった状況説明があれば、 The window will be broken. 「その窓もやがて壊されるだろう」 といった訳出になり、その場合「(意志的に)壊される」という「受動」のニュアンスが出てくるのです。 (2)完了→状態のニュアンス: 前文に、「建物は風雪に晒され、窓も今にもわれそうだ」といった状況説明があれば、 The window will be broken. 「その窓もやがてわれてしまうだろう」 といった訳出になり、その場合「(自然に)壊される」という「完了・状態」のニュアンスが出てくるのです。ここでは、風雪が意図的に壊すのではないので、風雪に壊されるという受動のニュアンスは薄れるのです。 以上ご参考までに。
- taked4700
- ベストアンサー率37% (777/2050)
誤解を招く回答があるようですからいくつか付け足しで書いておきます。 まず、 >日本語の文法書の説明は、見た目だけの説明に過ぎないことが多いんです という発言がありますが、日本で使われている英文法の用語の多分全ては、英語からの翻訳です。過去分詞もpast partciple という用語があり、それを翻訳したものですから、少なくとも、「日本語の文法書の説明」という言い方は当を得たものではありません。 また、 >「受動態も ~されたという過去の事実があるから受け身になると 」などということは全くあり得ないことです。 と言うのは、まったく、言語の感覚を無視したものです。感覚を無視するとは、例えば静かにして欲しい時に、「シー」と言いますが、この代わりに、「バー」と言うようなものです。 完了形も受動態も過去分詞を使いますが、どちらも、論理的に過去分詞を使う理由があります。それは、例えば次のように説明されます。 以前自分が書いたものからの引用です。 「次に受身、これは日本語では「される」ですよね。それに当たるのが英語では edがついた形や過去分詞といわれる形です。ed形は過去形でもありますが、なぜ、過去形が受身になるかと言うと、たとえば、誰かが窓を壊します。誰かが壊した後になってはじめて、「窓が壊された。」と言えるからです。つまり、「する」と言う動作があってから「される」と言う言い方が出来るからです。」 「完了形、これは単に過去のことを今持っていると言うだけです。つまり、過去分詞(過去のこと)をhave(持っている)ということです。 「彼はバックをなくしてしまった。」 He has lost his bag. つまり、lost(無くしたと言う状態)を, has(今、持っている)ということです。 今、持っていると言う意味は、上の文では、「まだバックはなくなったままで見つかっていない。」ということです。 He lost his bag. 「彼はバックをなくした。」なら、今はもう見つかっている可能性もあります。」 ところで、繰り返しになりますが、「受動態も ~されたという過去の事実があるから受け身になると 説明する人もおります」と書かれていますが、どんな方のことを言われているのですか。何かの参考書に書いてあったのでしょうか。
お礼
再度回答ありがとうございます。 >何かの参考書に書いてあったのでしょうか。 そう言えば よそのサイトで興味深い質問を見つけました。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail.php?qid=1114222361
- googoo1956
- ベストアンサー率47% (623/1316)
>受動態も ~されたという過去の事実があるから受け身になると 説明する人もおりますが、何となく腑に落ちません。 ○ 「名詞を修飾」する『自動詞の過去分詞』であれば、完了の意味を持っています。そのことと「受動態」とを混同すると、上記のような「勘違いの説明」になってしまう可能性はあります。 ※「fallen leaves」 → leaves which have fallen ※「a retired baseball player」 → a baseball player who has retired ○ 「名詞を修飾」する『他動詞の過去分詞』は「受動」の意味と同時に、やはり「完了」の意味を持っている場合があるのですが、「完了(過去)」を表さない場合もあります。 ※「spoken English」など ○ もちろん下記の英文は「未来」のことを表すものであり「過去」の意味は含まれていません。(それは、ほぼ同じ意味を表す「能動態」の英文に「過去」に意味が全く含まれていないことと同じことなのです。) ※ This window will be broken. = Someone will break the window. / I will break the window. ○ 「受動態も ~されたという過去の事実があるから受け身になると 」などということは全くあり得ないことです。
お礼
回答ありがとうございます。
- 06miyachan
- ベストアンサー率29% (90/304)
あのね、日本語の文法書の説明は、見た目だけの説明に過ぎないことが多いんです。つまり、「過去分詞」という用語は、「完了分詞」とすべきなんです。たとえば、「仮定法」の「過去形」は、語形が過去の形をしているからという理由だけでつけているだけの話です。 ですから、「The window will be broken.」というのは、未来の時点において、「割れる」という状況に移る、完了するということです。日本語の文法書の説明にだまされてはいけませんよ。
お礼
回答ありがとうございます。
- taked4700
- ベストアンサー率37% (777/2050)
時制と受身という態を混同されています。受身も進行形も、完了も、時制とは関係なく表現としてあるわけです。 ところで、「受動態も ~されたという過去の事実があるから受け身になると 説明する人もおります」と書かれていますが、どんな方のことを言われているのですか。何かの参考書に書いてあったのでしょうか。 受身は過去のことだから過去分詞を使うと言う説明を始めたのは、自分だと思っていたので、ほかにそう言っている方が居るのなら知りたいので。
お礼
回答ありがとうございます。 ↓の質問で taked4700さんが言及されています。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3466353.html
- sorapi
- ベストアンサー率11% (2/18)
過去ではなく「~される」という受身になっているだけです。 窓自体は自分で「行動」しませんから(^^;常に受身です。 この窓、割られそうだよ、って意味になります。
お礼
回答ありがとうございます。
これは未来において割られた状態になるということです。 割られる瞬間より少し未来から見た状態を客観的に述べているのです。
お礼
回答ありがとうございます。
- seegrammar
- ベストアンサー率25% (253/974)
melk さんの考えで正しいです。 受動態とは受身をあらわすということです。 過去未来現在は関係ありません。 例文は未来系の受動態のフォームです。
お礼
回答ありがとうございます。
- ANASTASIAK
- ベストアンサー率19% (658/3306)
The window will be broken. というのは、 The window is broken. という現在形をそっくり未来にスライドさせたものです。 この過去分詞は態としての過去分詞であって「過去」と は関係ありません。時制と態と混同してはいけません。
お礼
回答ありがとうございます。
お礼
回答ありがとうございます。