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部下がこんな報告書を提出してきました。
部下がこんな報告書を提出してきました。 ・循環の改善を目的としたマッサージに心掛けております。 この場合『心掛ける』の前にくる助詞として『に』は正しいのでしょうか? 自分は『を』が正しいとおもうのですが・・・? もし、『に』を使いたいのであれば 例えば ・マッサージを行う際は、循環が改善するように心掛けております。 こんな文でなければしっくりこない気がするのですがどうでしょうか? 30過ぎの部下なのですが、小学生並の文章しか書けないのでいつも悩まされています。 文法的に説明いただけると嬉しいです。宜しくお願いします。
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No10です。補足します。実はNo10の考え方には問題があります。 「マッサージを心掛ける」の「に」は助詞ですが「安全に(操業を)心がける」「健康に(生活することを)心がける」のほうの「に」は形容動詞の活用語尾なので別物なのではないかということです。 しかし文法学者の中には形容動詞という品詞を認めず、名詞とする立場の人もいます。その立場にたてばどちらも助詞であると考えることもできます。 いずれにせよ、「を」が隠れているばあいに「に」を他動詞が受けられる、ということで説明できると思います。 ANo.12daguwadodgiさん。、 「努力を心がける」とは言わないと思います。少なくともわたしには違和感があります。心掛けることを努力というのではありませんか。
マッサージに(努力を)心がける とか、考えられそうです。
すみません、No10です。「行く」は自動詞なので先の投稿はやや不適切な部分がありました。訂正します。 (原文)他動詞が「に」を受けられるのは「弟に行かせる」のような「せる/させる(使役)」か「息子に(生活を)頼る」のように「を」が隠れている場合です。 (訂正後)「に」を受けられるのは「弟に行かせる」のような「せる/させる(使役)」か、他動詞なら「息子に(生活を)頼る」のように「を」が隠れている場合です。
「心掛ける」は他動詞ですので本来「を」を受けます。 他動詞が「に」を受けられるのは「弟に行かせる」のような「せる/させる(使役)」か「息子に(生活を)頼る」のように「を」が隠れている場合です。 「安全に(操業を)心がける」「健康に(生活することを)心がける」。 「マッサージに(~を)心掛ける」は、わたしにはカッコの中に入るうまい文言が浮かびません。ですからわたしは「マッサージを心掛ける」の方が適切だと思います。 「マッサージに心掛ける」はたぶん「安全に心がける」「健康に心がける」などからの連想による誤用というのがわたしの解釈ですが、いかがでしょう。
「マッサージに」の前に「改善を目的とした」という目標が掲げられてるのですから、その解釈でも矛盾は無いようにも思いますが。
- tomo6745
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#5です。なんども書き込みして、ごめんなさい! 先の回答のあとで、もう一度考えてみたんです。 「マッサージに心掛ける」 間違いではないと思いますが、 違和感があると言われればあるようなないような・・・ で、他の方の回答を拝見していて気づいたんです。 「安全に心がける」「健康に心がける」 これらは、正しいと思います。 そこで、気づいたこと。 『安全』にも『健康』にも、 追求すべき「目標」「理想」の類の意味あいが含まれています。 ところが『マッサージ』は単なる行為であって、 追求すべき「目標」「理想」の類の意味あいが含まれていません。 ここが、やや違和感を覚える原因なのではないでしょうか。 「マッサージの『改善』に心がける」 これだとしっくりくるのは、 『改善』が、追求すべき「目標」「理想」の類の言葉だからだと思うんです。 言葉の歴史や文法には、それほどあかるくないのですが、 助詞「に」は、英語の前置詞 to のように、 本来、方向性を含意する言葉なのかもしれません。 『安全』という「目標」「理想」に向かって…… 『健康』という「目標」「理想」に向かって…… いかがでしょうか?
こういう言いかたで言うか言わないかっていうことにつきると思いますが、 言いますね。 これが良い文章かどうかは私は判断しませんが。 これが間違いとしたら「安全に心がける」「健康に心がける」もおかしいということになってしまうのでは? この文章に限って言えば、「この男(女?)は小学生並」という思い込みにちょっと引きずられ過ぎなんではないかなと感じます。
- tomo6745
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#5です。 ごめんなさい! 引用に誤りがありました。 (誤った引用) 「マッサージを行う際は、循環が改善するように心掛けております」 ↓ (正しい引用) 「循環の改善を目的としたマッサージに心掛けております」 こんなわたしじゃ、偉そうなことは言えませんね(反省)
- tomo6745
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「マッサージを行う際は、循環が改善するように心掛けております」 わたしは誤りではないと思います。 同じような立場を経験したことがあります。 ・社外宛の文章を書かせることも想定して、 部下の文書作成能力を向上させたい。 ↓ 徹底的に指導する。 ・社外宛の文章を書かせることは想定していないから、 部下の文書作成能力には向上を求めない。 ↓ 事実上、放置。 ご質問の趣旨からはそれてしまうのですが… いちばん気になったのは、 「マッサージを行う際は、循環が改善するように心掛けております」 が「報告書」の一部であることです。 社内の業務文書に敬語はなじまないと思うのですが… 会社によって基準や規範は異なるのでしょうけれど…
fureai様の仰るとおりだと思います。 私見では、目下といえども他人に意見をする時の要諦は、その人格を尊重して、修正する場合もできるだけ少なめにすることがうまく受け入れてもらえるポイントではないかと思います。それで >循環の改善を目的としたマッサージに心掛けております。 の修正は極力少なめにして原文自体を生かすことをこころがけられてはいかがでしょうか。 助詞の使用法もそれだけに限れば の、を、に と同じものを使わず、全体としてそれほど悪文とは思いません。 >循環の改善を目的としたマッサージになるよう心掛けております。 上記は一例です。 全体の文章が分からないので、適切かどうかは私には判断できません。 ご参考まで。